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🥕 野菜・果菜

ロマネスコの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

らせん状の花蕾が美しいカリフラワーの仲間です。育て方はカリフラワーと同じで、秋作が向きます。生育期間が長く、花蕾が見えるまで3か月以上かかるため、早めの定植追肥が要点です。

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ロマネスコの写真

科: アブラナ科属: Brassica日当たり: 日なた水やり: 乾いたらたっぷり。花蕾形成期は切らさない耐寒性: やや弱い

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月のロマネスコは「播種・育苗」の時期です。 9月の畑仕事を見る

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ロマネスコを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

定植日

本葉5〜6枚で定植します。日付を残しましょう。

追肥の日

定植2週間後から月2回。日付を残すと抜けが分かります。

花蕾が見えた日と収穫日

花蕾が見えてから3〜4週間で収穫です。両方の日付を残しましょう。

ロマネスコの苗選びと植え付けを詳しく見る

収穫までのコツ

ロマネスコを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

株間50cmで外葉を広げる

らせん状の花蕾は外葉20枚分の力で作られます。狭いと葉が立ち上がって重なり、握りこぶし程度で肥大が止まるので広く取ります。

7月中に種をまき始める

定植から収穫まで100日以上かかり、遅れると寒さで生育が止まります。7〜8月上旬にまいて9月に植えると、年内から年明けに穫れます。

深めに植えて土を寄せる

草丈が高く葉が重いため、風で株が傾くと花蕾が偏った形に育ちます。子葉の下まで植え、追肥のたびに株元へ土を寄せて固定します。

花蕾は葉で覆わず日に当てる

カリフラワーと違い、光に当てても黄ばまず黄緑色がむしろ濃く出ます。葉を縛らずそのまま育てたほうが、らせんの形もくっきりします。

粒がとがるうちに切り取る

採り遅れるとらせんの先が伸びて崩れ、食感がぼそつきます。円錐の粒がとがって直径15cmほどになったら、下葉を数枚つけて切ります。

ロマネスコの収穫と保存を詳しく見る

ロマネスコの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

ロマネスコの病害虫(15

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

黒腐病

病気一般的な内容

症状 葉の縁からV字形の黄変が進み、葉脈が黒く網目状に浮き出る。進行すると株全体が萎れて枯れる。

予防 健全種子・健全苗を使い、連作を避ける。雨天時の作業や整枝を控え、株間を空けて葉を乾きやすくする。

対処 発病葉と発病株は早めに取り除き、圃場外で処分する。残渣は必ず片づけ、翌作はアブラナ科以外を作付けする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria alternata、Alternaria citri、Botryosphaeria obtusa ほか10

苗立枯病

病気一般的な内容

症状 地際部がくびれて水浸状〜褐色に細くなり、苗がぱたりと倒伏する。発芽前に侵されると出芽自体がそろわず、欠株となる。

予防 清潔な新しい培土と消毒済みの容器を使い、播種後の過湿と厚まきを避ける。換気して苗を締めて育てることが最大の予防である。

対処 発病苗と周囲の培土は速やかに取り除く。灌水を控えて表面を乾かし、必要に応じて登録のある薬剤で灌注処理を行う。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Achlya klebsiana、Cylindrocladium canadense、Fusarium avenaceum ほか41

軟腐病

病気一般的な内容

症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。

予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11

根こぶ病

病気一般的な内容

症状 日中に葉が萎れ、朝夕は回復する状態を繰り返し、生育が著しく劣る。抜き取ると根に紡錘形〜不整形のこぶが多数付いている。

予防 石灰資材で pH を 7 前後に矯正し、高畝で排水を良くする。抵抗性品種を選び、アブラナ科の連作と汚染土の持ち込みを避ける。

対処 発病株はこぶごと抜き取り、圃場外で処分する。多発地では数年アブラナ科を作らず、必要に応じ登録のある薬剤の土壌混和を行う。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Plasmodiophora brassicae

べと病

病気一般的な内容

症状 葉表に淡黄色〜黄褐色の角形病斑ができ、葉裏の同じ位置に灰紫色のかびを生じる。病斑が融合して葉が枯れ上がり、株全体が早期に衰える。

予防 密植を避け、株元の泥はねをマルチで防ぐ。夕方の灌水を控えて葉を長時間濡らさず、連作は避ける。

対処 発病葉は早期に除去し圃場外へ処分する。多湿が続く時期は予防的に登録のある殺菌剤を散布し、葉裏にかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Bremia centaureae、Bremia lactucae、Bremia taraxaci ほか30

輪紋病

病気一般的な内容

症状 枝幹の表面がいぼ状に隆起して粗くなり、そこが伝染源となる。果実には褐色の円形病斑ができ、同心円状の輪紋を描きながら軟らかく腐敗する。

予防 いぼ症状の出た枝は剪定して処分し、樹体を健全に保つ。落果や被害果を園内に残さず、袋かけで果実への感染を減らす。

対処 腐敗果は早めに取り除いて処分する。梅雨から夏の降雨期に登録のある殺菌剤を定期散布し、枝幹の伝染源を減らす。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria linariae、Alternaria solani、Ascochyta compositarum ほか22

ロマネスコの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(8

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

ピシウム腐敗病モザイク病株腐病植物寄生性線虫腐敗病花蕾腐敗病黒すす病黒斑細菌病

よくあるトラブル

花蕾ができない

苗のうちに低温に当たったか肥料不足です。早まきを避け、追肥を切らさないようにします。

花蕾が小さいまま固まる

生育不良です。株を大きく育てるまで肥料と水を切らさないようにします。

葉が虫食いだらけ

アオムシ・コナガです。定植直後から防虫ネットをかけます。

品種一覧(7

Gadenin の作物マスタに登録されているロマネスコの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

その他6

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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作物名に「ロマネスコ」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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