基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・タンカン/沖縄系
- 生産者
- 沖縄県系
- 熟期
- 1〜2 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑果樹。沖縄系のタンカン品種。高温多湿の暖地向き。
概要説明
名護紅早生は沖縄県名護市で選抜されたタンカンで、在来のタンカンより早く熟し、果皮と果肉の色が濃いことから名づけられました。沖縄本島北部のタンカン産地で栽培されている代表的な系統です。果実は 100〜150 グラムで皮は厚めでやや粗く、手でむけます。果肉は濃い橙色で果汁が非常に多く、糖度は 12〜13 度、酸味は穏やかで、ポンカンの香りとオレンジの多汁さを併せ持ちます。熟期は 1〜2 月で、垂水1号より 2〜4 週間早く収穫できます。冬を樹上で越すため、露地栽培は霜の降りない沖縄や奄美、鹿児島の暖地に限られ、それ以外の地域では鉢植えで冬に室内へ取り込みます。自家結実性があり 1 本で実がつきます。樹勢は強く、庭植えでは 3 メートルを超えるので、家庭では低く仕立てます。隔年結果しやすいので 7 月に摘果します。苗木の流通は沖縄と鹿児島が中心です。
名護紅早生の特徴
- 沖縄県名護市選抜の早生タンカン
- 在来より早い 1〜2 月に熟す
- 果皮と果肉の色が濃い
- 果重 100〜150 グラムで糖度 12〜13 度
- 霜の降りない暖地向きで他は鉢植え
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- ジュース
- 沖縄・奄美の庭植え
タンカンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはタンカンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- タンカンの植え付けと置き場所 — タンカンは沖縄や鹿児島の暖かい土地の果樹です。関東平野部では鉢植えか、南向きの壁際で寒さをしのぐ場所選びが最初の関門です。
- タンカンの剪定と枝の整理 — タンカンは強く切ると実が減ります。三月に込んだ枝を間引く軽い剪定で、木の内側まで日が入る形に整えます。
- タンカンの水やりと追肥 — タンカンは肥料をよく食べる果樹です。三月、六月、十月の年三回の施肥と、夏から秋の実を太らせる水やりが味を決めます。
- タンカンの月別の作業 — タンカンは五月に花、夏に実を太らせ、冬に実を木に付けたまま熟させます。防寒と収穫が重なる冬が山場です。
- タンカンの病害虫と障害 — タンカンで起きやすいのはアゲハの幼虫、カイガラムシ、かいよう病、そして冬の寒害です。見た目から原因を判断して手当てします。
- タンカンの収穫と保存 — タンカンは二月から三月に収穫します。皮の色と味見で熟度を判断し、寒波が来る前に収穫して追熟させる方法をまとめます。
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