基本情報
- 系統・区分
- 山菜・和ハーブ/多年草
- 熟期
- 4〜5 月収穫
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
多年草や木本が多い。半日陰・湿り気を好むものが多く、増えすぎや収穫年数に注意。
概要説明
トゲなしタラノキは特定の品種名ではなく、幹と葉のトゲがほとんどないタラノキの総称で、園芸店では駒みどりや新駒などの品種名を付けずにこの名で苗が売られることが多いです。野生のタラノキは鋭いトゲが密生して剪定と収穫の際に手を傷つけますが、トゲなし系は素手に近い感覚で扱え、庭木としても安全です。芽はふっくらして緑色で、ほろ苦さが穏やかで香りがよく、天ぷらにすると野生種よりやわらかい食感です。樹高は放任で 3 メートル前後、家庭では 1.5〜2 メートルで剪定して枝数を増やし、4 月から 5 月に枝先の一番芽と二番芽を摘みます。作りやすさは高く、痩せ地でも日当たりがあればよく育ち、根から地下茎を伸ばして子株を出します。促成栽培として冬に穂木を切り分けて水に挿し、暖かい室内で芽を出させる方法も家庭でできます。注意点は、実生から育てるとトゲが出る株が混じるので苗は根挿しか接ぎ木で増やされたものを選ぶこと、三番芽以降まで穫ると木が弱ること、地下茎で広がるので根域を制限すること、若木が立枯病で枯れることがあることです。
トゲなしタラノキの特徴
- トゲがほとんどないタラノキの総称で品種名ではない
- 剪定と収穫が安全で庭木としても扱いやすい
- 芽はふっくらしてほろ苦さが穏やか
- 4 月から 5 月に一番芽と二番芽を摘む
- 実生ではトゲが出る株が混じる
- 冬の水挿しで促成栽培もできる
向いている使い方
- タラの芽の天ぷらに
- 庭木として安全に育てる
- 冬の促成栽培に
タラノキの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはタラノキの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- タラノキの苗の植え付け — タラノキは日当たりのよい場所で育つ落葉低木です。根が横に走る性質を知って場所を選びます。
- タラノキの切り戻し — タラノキは放つと数メートルになります。冬の切り戻しで背を抑え、芽の数を増やします。
- タラノキの収穫と保存 — タラの芽は穫りすぎると木が枯れます。どの芽を穫るかを決めてから手を出すのが基本です。
- タラノキの増やし方 — タラノキは根の切れ端から芽を出します。冬に掘った根を挿すだけで、確実に数を増やせます。
- タラノキの月別の作業 — タラノキは春に穫って冬に切る木です。月ごとの株の様子と作業を一覧にまとめました。
- タラノキの病害虫と障害 — タラノキは丈夫ですが、立枯れと幹に食い入る虫が出ます。早く見つけることが唯一の手です。
「トゲなしタラノキ」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「タラノキ」、品種に「トゲなしタラノキ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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