基本情報
- 系統・区分
- つる性果樹・在来/山菜兼用
- 熟期
- 9〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
落葉つる性。地域在来の受け皿。新芽は山菜、果皮は調理にも使われる。
概要説明
アケビ在来系は、品種名のはっきりしない地域の在来株や、山採りの株から増やされたアケビをまとめて指す受け皿の名前で、三葉アケビか五葉アケビ、あるいはその交雑のいずれかです。品種として登録されたものではなく、株ごとに葉の枚数や果実の色、大きさが違います。果実は秋に紫に色づいて裂け、白い果肉はほのかな甘みがあり、果皮は苦みを生かして肉味噌詰めや油炒めにします。春に伸びる新芽は山菜として人気で、さっと湯がいておひたしにすると独特のほろ苦さが楽しめ、東北や新潟では春の味として親しまれています。落葉つる性で樹勢は強く、やせ地でもよく育ちます。在来系はほとんどが自家不和合性なので、別の株を近くに植え、開花期に人工授粉すると実つきが安定します。新芽の収穫を目的にするなら実つきは気にせず、日当たりのよい場所で株を充実させ、春先に伸びた先端を摘み取ります。
アケビ在来系の特徴
- 品種名の分からない在来株や山採り株をまとめた受け皿
- 三葉か五葉か交雑かで葉の枚数や果実の色に個体差がある
- 新芽は山菜として食べられ、東北や新潟で親しまれる
- 自家不和合性のため別株の混植と人工授粉が必要
- 樹勢が強くやせ地でも育つ
- 落葉つる性で棚やフェンスに向く
向いている使い方
- 春の新芽をおひたしや天ぷらに
- 完熟果を生で味わう
- 果皮を肉味噌詰めや油炒めに
- 棚やフェンスに絡ませる庭木として
アケビの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアケビの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アケビの苗選びと植え付け — アケビは一株だけでは実がつきにくいつる性の果樹です。二種類の苗を並べて植え、棚やフェンスに絡ませる植え付けを解説します。
- アケビの受粉のやり方 — アケビは同じ株の花粉では実になりにくく、花が咲いても放っておくと落ちます。雌花と雄花の見分け方と人工受粉の手順を説明します。
- アケビの剪定と誘引 — アケビは短い枝に花が咲きます。伸びすぎたつるを冬に整理し、花芽のある短い枝を残す剪定と、棚やフェンスへの誘引を解説します。
- アケビの月別の作業 — アケビは四月の受粉と夏の水切れ防止が収穫を左右します。関東平野部を基準に、一年の作業を月ごとにまとめました。
- アケビの病害虫と障害 — アケビは丈夫ですが、葉を食べる大型の幼虫と果実に入る虫で収穫を失うことがあります。主な病害虫と、実がつかない生理障害の見分け方を解説します。
- アケビの収穫と食べ方 — アケビは果皮が縦に割れたら食べごろです。割れる前に採ると熟さないので、割れの見極めと鳥から守る方法、果肉と果皮の食べ方をまとめます。
「アケビ在来系」の苗木を買う
3 つのお店で探す「アケビ アケビ在来系 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「アケビ」、品種に「アケビ在来系」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。