基本情報
- 系統・区分
- ベリー類・カシス/黒房すぐり
- 熟期
- 7 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
落葉低木。冷涼地向き。酸味と香りが強く、ジャム・リキュール向き。
概要説明
ブラックダウンは、イギリスで育成されたカシス (黒房すぐり) の品種で、うどんこ病に強いことと果実の甘みが比較的強いことから、家庭果樹向けの定番として日本でも苗が流通しています。果実は直径 1 センチほどの黒紫色で、房状に 5〜10 粒がつき、7 月に熟します。カシス特有の強い香りと酸味を持ちながら糖度が高めで、生でも食べられる部類ですが、多くはジャムやシロップ、リキュールに加工します。落葉低木で株立ちになり、樹高は 1〜1.5 メートルと扱いやすく、鉢植えでも育ちます。自家結実性があるので 1 株でも実がつきます。冷涼な気候を好み、耐寒性は非常に強い一方で、日本の夏の高温多湿は苦手なため、関東以西では午後に日陰になる場所に植え、株元をマルチングして根の乾燥と地温上昇を防ぎます。実は 1〜2 年枝によくつくので、冬に 4 年以上の古い枝を地際で切って若い枝に更新すると収量が保てます。鳥に食べられやすいので熟す前にネットをかけます。
ブラックダウンの特徴
- イギリス育成でうどんこ病に強いとされる家庭向けの定番品種
- 果実は直径 1 センチほどの黒紫色で房状に 5〜10 粒つく
- 糖度が高めで生でも食べられる部類
- 落葉低木で樹高 1〜1.5 メートル、鉢植えでも育つ
- 自家結実性があり 1 株で実がつく
- 耐寒性は非常に強いが夏の高温多湿が苦手
向いている使い方
- ジャムやシロップに加工する
- リキュールや果実酒に
- 半日陰の庭やベランダの鉢植えで育てる
カシスの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカシスの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カシスの苗選びと植え付け — カシスは寒さに強く暑さに弱い果樹です。関東で育てるための場所選び、苗の見方、鉢植えと地植えの植え付けを解説します。
- カシスの剪定と株の更新 — カシスは一〜三年目の若い枝によく実がつき、古い枝は実が減ります。毎年古い枝を根元から切って若い枝に入れ替える剪定を解説します。
- カシスの夏越しと水やり — 関東でカシスを育てる最大の壁は夏の暑さです。遮光と水やり、敷きわらで根を守る方法と、肥料の与え方をまとめます。
- カシスの月別の作業 — カシスは冬の剪定と初夏の収穫、夏の暑さ対策が作業の山です。関東平野部を基準に、一年の作業を月ごとにまとめました。
- カシスの病害虫と障害 — カシスで多いのはうどんこ病、夏の葉焼け、幹に入る虫、鳥の食害です。症状からの見分け方と、薬に頼りすぎない手当てをまとめます。
- カシスの収穫と保存 — カシスは生では酸っぱく、加工して楽しむ果実です。房の熟し具合の見極め、収穫の手順、冷凍とジャム、シロップでの保存をまとめます。
「ブラックダウン」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「カシス」、品種に「ブラックダウン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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