基本情報
- 系統・区分
- ベリー類・カシス/耐病性
- 熟期
- 7 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
落葉低木。耐病性を意識した黒房すぐり品種。ジャム・加工向き。
概要説明
ティタニアは、スウェーデンで育成されたカシスの品種で、うどんこ病と葉のさび病に強いことで知られ、ヨーロッパでは無農薬栽培や家庭果樹の定番として広く植えられています。果実は大きめで黒く光沢があり、房は長く粒ぞろいがよく、酸味の中に甘みがあって香りも強く、生食から加工まで幅広く使えます。樹勢は強く、樹高は 1.5〜2 メートルとカシスの中では大きめに育つ落葉低木で、直立ぎみの樹形です。自家結実性があり 1 株で実がつき、若木のうちからよく実をつけます。北欧生まれで耐寒性は非常に強く、冷涼な気候を好む一方で、日本の夏の高温多湿は苦手なため、関東以西では午後に日陰になる場所に植え、株元をマルチングして根の乾燥と地温の上昇を防ぎます。実は 1〜2 年枝によくつくので、冬に古い枝を地際から切って若い枝に更新すると収量が保てます。病気に強いぶん手間が少なく、初めてカシスを育てる人にも向きます。
ティタニアの特徴
- スウェーデン育成でうどんこ病とさび病に強いとされる
- 果実は大きめで房が長く粒ぞろいがよい
- 酸味の中に甘みがあり生食から加工まで使える
- 樹勢が強く樹高 1.5〜2 メートルと大きめに育つ
- 自家結実性があり若木からよく実をつける
- 耐寒性が非常に強く冷涼地向き
向いている使い方
- ジャムやシロップに加工する
- 無農薬栽培の家庭果樹として
- 冷涼地の庭で生垣状に植える
カシスの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカシスの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カシスの苗選びと植え付け — カシスは寒さに強く暑さに弱い果樹です。関東で育てるための場所選び、苗の見方、鉢植えと地植えの植え付けを解説します。
- カシスの剪定と株の更新 — カシスは一〜三年目の若い枝によく実がつき、古い枝は実が減ります。毎年古い枝を根元から切って若い枝に入れ替える剪定を解説します。
- カシスの夏越しと水やり — 関東でカシスを育てる最大の壁は夏の暑さです。遮光と水やり、敷きわらで根を守る方法と、肥料の与え方をまとめます。
- カシスの月別の作業 — カシスは冬の剪定と初夏の収穫、夏の暑さ対策が作業の山です。関東平野部を基準に、一年の作業を月ごとにまとめました。
- カシスの病害虫と障害 — カシスで多いのはうどんこ病、夏の葉焼け、幹に入る虫、鳥の食害です。症状からの見分け方と、薬に頼りすぎない手当てをまとめます。
- カシスの収穫と保存 — カシスは生では酸っぱく、加工して楽しむ果実です。房の熟し具合の見極め、収穫の手順、冷凍とジャム、シロップでの保存をまとめます。
「ティタニア」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「カシス」、品種に「ティタニア」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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