基本情報
- 系統・区分
- つる性宿根・ジャックマニー系・新枝咲き
- 熟期
- 6 月〜9 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
つる性宿根草。紫大輪。新枝咲きで強剪定でき、比較的育てやすい。
概要説明
ジャックマニーは 1858 年にイギリスのジャックマン社が発表した最初期の交配クレマチスで、150 年以上にわたって世界中で植えられ続けている紫の大輪の代表品種です。花は直径 10〜15 センチで、深い青紫のビロード状の 4〜6 枚の花弁が横向きから上向きに開き、中心のしべは淡い緑がかった色です。つるは 3〜4 メートルまでよく伸び、6 月から 9 月まで長期間にわたって多数の花をつけます。その年に伸びた枝に花をつける新枝咲きのため、冬から早春に地際 2〜3 節 (20〜30 センチ) まで強く切り戻し、春に伸びる新しいつるに咲かせます。剪定に迷わず、つるが伸びすぎても毎年リセットできる点で初心者にも向きます。暑さ寒さに強く、日当たりと水はけのよい場所なら丈夫に育ち、株元は他の植物やマルチで日陰にして根を涼しく保ちます。フェンスやアーチ、壁面のトレリスに絡ませると、夏の間ずっと紫の花で覆われます。同じ系統の品種を「ジャックマニー系」と呼び、新枝咲きの大輪クレマチスの基準になっています。
ジャックマニーの特徴
- 直径 10〜15 センチの深い青紫の大輪
- ビロード状の 4〜6 枚の花弁
- つるが 3〜4 メートル伸びる
- 6 月から 9 月まで多数の花をつける
- 新枝咲きで冬に地際 2〜3 節まで強剪定
- 1858 年発表の交配クレマチスの原点
向いている使い方
- フェンス・アーチ仕立て
- 壁面のトレリス
- バラとの組み合わせ
クレマチスの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクレマチスの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クレマチスの苗選びと植え付け — 系統で剪定と咲き方が変わるつる植物です。苗の札を確かめ、節を一つ埋める深植えと根元の日よけで、枯れ込みに強い株にします。
- クレマチスの系統別の剪定 — 冬の剪定は系統で全く違います。前年の枝に咲く旧枝咲きは切らず、新枝咲きは地際まで切る。まず自分の株の系統を決めます。
- クレマチスの仕立てと誘引 — つるは葉の柄で絡むので支えが要ります。オベリスク・トレリス・フェンスの選び方と、横に誘引して節ごとに咲かせるこつをまとめます。
- クレマチスの水やりと追肥 — 根が深く伸びる一方で、株元の乾きと高温に弱い植物です。季節ごとの水の量と、生育期に切らさない肥料の与え方をまとめます。
- クレマチスの月別の作業 — 二月の剪定と誘引、五月の開花、六月の花後剪定、真夏の休みが節目です。系統で変わる部分を表で補いながら月ごとにまとめます。
- クレマチスの病害虫と障害 — 突然しおれる立ち枯れ、梅雨のうどんこ病、春のアブラムシと新芽を食べるナメクジが主な相手です。症状から原因を絞って止めます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「クレマチス」、品種に「ジャックマニー」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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