基本情報
- 系統・区分
- 半つる性宿根・インテグリフォリア系・新枝咲き
- 熟期
- 6 月〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
半つる性宿根草。濃紫のベル形花。強剪定で管理しやすい。
概要説明
ロウグチ (篭口) は日本の小澤一薫氏が育成し 1988 年に発表されたインテグリフォリア系の半つる性クレマチスで、濃い青紫のベル形の花で世界的に評価され、イギリス王立園芸協会の賞も受けています。花は長さ 4〜5 センチのベル形で、深い青紫の 4 枚の花弁が先端で外側に反り、うつむいて咲き、花弁の内側はやや淡い色です。つるは巻きつかず、1.5〜2 メートル伸びて立ち上がり倒れ込む性質なので、オベリスクや支柱に軽くくくるか、低木や宿根草にもたれさせて咲かせます。新枝咲きなので、冬から早春に地際 2〜3 節まで強く切り戻し、春に伸びる枝に咲かせます。6 月から 10 月まで繰り返し咲き、花後に半分ほど切り戻すと 1 か月ほどで次の花が上がります。暑さ寒さに強く、うどんこ病にも比較的強い丈夫な品種で、庭植えなら根づいたあとはほとんど手がかかりません。鉢植えなら 8 号以上の深鉢に植え、株元を日陰にして根を涼しく保ちます。バラの株元に植えて絡ませる使い方が定番で、深い青紫がバラの花色を引き立てます。
ロウグチの特徴
- 長さ 4〜5 センチの濃い青紫のベル形
- 花弁の先端が外側に反りうつむいて咲く
- 巻きつかない半つる性で 1.5〜2 メートル
- 6 月から 10 月まで繰り返し咲く
- 新枝咲きで冬に強剪定
- 日本育成で英国王立園芸協会の賞を受けた
向いている使い方
- バラの株元に絡ませる
- オベリスク・支柱仕立て
- 鉢植え・寄せ植え
クレマチスの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクレマチスの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クレマチスの苗選びと植え付け — 系統で剪定と咲き方が変わるつる植物です。苗の札を確かめ、節を一つ埋める深植えと根元の日よけで、枯れ込みに強い株にします。
- クレマチスの系統別の剪定 — 冬の剪定は系統で全く違います。前年の枝に咲く旧枝咲きは切らず、新枝咲きは地際まで切る。まず自分の株の系統を決めます。
- クレマチスの仕立てと誘引 — つるは葉の柄で絡むので支えが要ります。オベリスク・トレリス・フェンスの選び方と、横に誘引して節ごとに咲かせるこつをまとめます。
- クレマチスの水やりと追肥 — 根が深く伸びる一方で、株元の乾きと高温に弱い植物です。季節ごとの水の量と、生育期に切らさない肥料の与え方をまとめます。
- クレマチスの月別の作業 — 二月の剪定と誘引、五月の開花、六月の花後剪定、真夏の休みが節目です。系統で変わる部分を表で補いながら月ごとにまとめます。
- クレマチスの病害虫と障害 — 突然しおれる立ち枯れ、梅雨のうどんこ病、春のアブラムシと新芽を食べるナメクジが主な相手です。症状から原因を絞って止めます。
「ロウグチ」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「クレマチス」、品種に「ロウグチ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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