基本情報
- 系統・区分
- 近縁・多年草
- 熟期
- 周年 (夏に旺盛)
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
挿し木で増やすことが多い近縁香味野菜。高温多湿に強く、厳密には別種。
概要説明
ベトナムコリアンダーは、セリ科のコリアンダーとは無関係のタデ科多年草で、ベトナム語でラウラム、日本ではラムラムとも呼ばれます。葉の香りがパクチーに似ているため代用として使われ、名前もそこから来ています。葉は長さ 5〜8 センチの披針形で、中央に暗い V 字模様が入り、揉むと柑橘と胡椒を合わせたような香りがします。草丈は 30〜50 センチで、茎が横に広がりながら伸びます。熱帯原産で高温多湿を好み、日本の夏でもよく育つのが最大の利点で、パクチーがとう立ちして採れない夏の代用薬味として重宝します。半日陰と湿った土を好み、乾燥には弱いので、水やりを切らさず、鉢植えなら受け皿に水を張っても育ちます。種子はできにくく、挿し木で増やします。水に挿すだけでも発根します。耐寒性は弱く、10 度を下回ると傷むため、冬は室内の明るい窓辺に取り込みます。摘心しながら葉を摘むとよく茂ります。
ベトナムコリアンダーの特徴
- タデ科の多年草でセリ科のコリアンダーとは別種
- 葉に暗い V 字模様、柑橘と胡椒を合わせた香り
- 高温多湿を好みパクチーが採れない夏に代用できる
- 半日陰と湿った土を好み乾燥に弱い
- 挿し木や水挿しで簡単に増える
- 耐寒性が弱く冬は室内に取り込む
向いている使い方
- 夏のパクチーの代用薬味
- 生春巻きやフォーのトッピング
- 室内の明るい窓辺で越冬
- 鉢植えで摘み取り栽培
パクチーの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはパクチーの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- パクチーの種まきと発芽 — パクチーは発芽に時間がかかり、殻のまままくと出方がばらつきます。殻を割る下ごしらえと春秋のまき時で、発芽が揃います。
- パクチーの水やりと追肥 — パクチーは乾燥と暑さで花茎が伸びやすく、葉が固く香りも落ちます。土を湿らせ気味に保ち、薄い追肥を続けると柔らかい葉が長く摘めます。
- パクチーの収穫と保存 — パクチーは外側の葉から摘めば同じ株から何度も穫れます。株ごと抜く場合との使い分けと、冷蔵や冷凍で香りを保つ方法をまとめます。
- パクチーの月別の作業 — パクチーは春まきで短期に、秋まきで冬を越して長く穫れます。関東の露地を目安に、月ごとの作業を表にまとめました。
- パクチーの病害虫と障害 — パクチーは香りが強く虫が少ない作物ですが、アブラムシとキアゲハの幼虫、梅雨の蒸れによる根腐れには注意が要ります。症状から原因を見分けます。
「ベトナムコリアンダー」の種を買う
3 つのお店で探す「パクチー ベトナムコリアンダー 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「パクチー」、品種に「ベトナムコリアンダー」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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