基本情報
- 系統・区分
- 近縁・長葉
- 熟期
- 夏に旺盛
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子または株分け。鋸歯状の長葉で強香。厳密には別属の香味野菜。
概要説明
ノコギリコリアンダーは、中南米原産のセリ科エリンギウム属の多年草で、コリアンダーとは別属の香味野菜です。タイ語でパクチーファラン、スペイン語でクラントロと呼ばれ、日本ではオオバコエンドロの名でも流通します。葉は長さ 10〜20 センチの細長い形で、縁にノコギリのような細かいトゲがあり、香りはパクチーに似てより強く、加熱しても香りが残るためスープや煮込みに使えます。草丈は 20〜40 センチのロゼット状で、夏に緑白色の小さな球状花を穂状につけます。熱帯原産で高温多湿を好み、日本の夏でもよく育ちますが、強い直射日光で葉が硬くなるので半日陰が向きます。種子は好光性で土をかけずにまき、発芽まで 2〜3 週間かかります。株分けでも増やせます。耐寒性は弱く、5 度を下回ると傷むため、鉢植えにして冬は室内に取り込みます。花茎が立つと葉が硬くなるので、葉が目的なら早めに切り取ります。
ノコギリコリアンダーの特徴
- エリンギウム属の多年草でコリアンダーとは別属
- 細長い葉の縁にノコギリ状のトゲがある
- 香りはパクチーより強く加熱しても残る
- 高温多湿を好み夏の半日陰でよく育つ
- 好光性種子で発芽まで 2〜3 週間
- 耐寒性が弱く冬は室内に取り込む
向いている使い方
- スープや煮込みの香りづけ
- タイ料理や中南米料理の薬味
- 夏のパクチーの代用
- 鉢植えで室内越冬
パクチーの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはパクチーの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- パクチーの種まきと発芽 — パクチーは発芽に時間がかかり、殻のまままくと出方がばらつきます。殻を割る下ごしらえと春秋のまき時で、発芽が揃います。
- パクチーの水やりと追肥 — パクチーは乾燥と暑さで花茎が伸びやすく、葉が固く香りも落ちます。土を湿らせ気味に保ち、薄い追肥を続けると柔らかい葉が長く摘めます。
- パクチーの収穫と保存 — パクチーは外側の葉から摘めば同じ株から何度も穫れます。株ごと抜く場合との使い分けと、冷蔵や冷凍で香りを保つ方法をまとめます。
- パクチーの月別の作業 — パクチーは春まきで短期に、秋まきで冬を越して長く穫れます。関東の露地を目安に、月ごとの作業を表にまとめました。
- パクチーの病害虫と障害 — パクチーは香りが強く虫が少ない作物ですが、アブラムシとキアゲハの幼虫、梅雨の蒸れによる根腐れには注意が要ります。症状から原因を見分けます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「パクチー」、品種に「ノコギリコリアンダー」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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