基本情報
- 系統・区分
- 料理用ハーブ・多年草/葉・種子
- 熟期
- 夏に開花・採種
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。葉・種子を香味に使う。大型化し、日当たりと水はけを好む。
概要説明
スイートフェンネルは地中海沿岸原産のセリ科多年草で、葉と種子を香味に使うフェンネルの基本タイプです。品種名ではなく種名で、和名はウイキョウ、日本にも古くから薬用として渡来しています。草丈は 1〜2 メートルと大きく、青緑色の糸状葉がふわりと茂り、夏に黄色い小花を傘状に咲かせます。葉と茎にはアニスに似た甘い香りがあり、魚料理の臭み消し、サラダ、スープに使い、種子 (フェンネルシード) はカレーやパン、ソーセージの香辛料になります。種子から育て、直根性で移植を嫌うため春か秋に直まきし、株間 40〜50 センチと広く取ります。日当たりと水はけのよい場所を好み、耐寒性・耐暑性ともに強く、冬は地上部が枯れて春に芽吹く宿根性で、一度植えれば数年間収穫できます。大きくなるので畑や庭の背景向きで、鉢植えなら深さ 30 センチ以上の容器を使います。ディルと近くに植えると交雑して香りが混ざるので離します。こぼれ種でよく増え、アゲハチョウの幼虫がつきやすいです。
スイートフェンネルの特徴
- セリ科の多年草で葉と種子を使うフェンネルの基本タイプの種名
- 草丈 1〜2 メートル、青緑色の糸状葉と夏の黄色い傘状花
- 葉と茎にアニスに似た甘い香り
- 直根性で直まき、株間 40〜50 センチ
- 耐寒性・耐暑性が強く宿根して数年間収穫
- ディルと交雑するので離して植える
向いている使い方
- 葉を魚料理の臭み消しやサラダに
- 種子をカレーやパン、ソーセージの香辛料に
- 庭の背景やハーブガーデンの主役
- 花で益虫を呼ぶ
フェンネルの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはフェンネルの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- フェンネルの種まきと植え付け — フェンネルは太い直根が下に伸びる作物で、植え替えを嫌います。葉を使う系統と株元を太らせる系統を選び、畑や鉢へ直にまくのが基本です。
- フェンネルの水やりと追肥 — フェンネルは乾燥に強く、湿りすぎると根元が腐ります。肥料も控えめにして、株元を太らせるフローレンス系統だけ追肥と土寄せを足します。
- フェンネルの収穫と保存 — フェンネルは葉、花、種、太った株元とそれぞれ収穫の時期が違います。葉は若いうちに少しずつ、種は茶色く乾いたら枝ごと切って干します。
- フェンネルの月別の作業 — フェンネルは多年草の系統なら一度植えれば毎年育ち、フローレンス系統は春と秋の二作型で株元を太らせます。月ごとの作業を表にまとめました。
- フェンネルの病害虫と障害 — フェンネルは香りで虫が少ない作物ですが、アブラムシとキアゲハの幼虫は毎年付きます。株元の蒸れと倒伏を含め、症状から原因を見分けて対処します。
「スイートフェンネル」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「フェンネル」、品種に「スイートフェンネル」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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