基本情報
- 系統・区分
- スパイスハーブ・種子収穫
- 熟期
- 夏〜初秋に採種
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。完熟種子をスパイス・ハーブティーに利用。収穫後の乾燥が重要。
概要説明
フェンネルシード用は、種子をスパイスとして収穫することを目的にフェンネルを育てる区分で、品種名ではありません。フェンネルシードはアニスに似た甘い香りで、インド料理の食後の口直しやカレー、パン、ソーセージ、魚料理の香辛料に使います。種子採りには葉が茂るスイートフェンネルを使い、春に直まきした株は 1 年目の夏から秋に、宿根した株は 2 年目以降の夏に、黄色い傘状花のあとに実る種子を収穫します。草丈は 1〜2 メートルになるので、株間 40〜50 センチと広く取り、風の強い場所では支柱を添えます。種子が灰緑色から茶色に変わったら、こぼれる前に花房ごと刈り取り、紙袋に入れて風通しのよい日陰で 1〜2 週間追熟・乾燥させてから振り落とし、ゴミを除いてよく乾かして密閉保存します。乾燥が足りないとカビが出ます。直根性で移植を嫌い、日当たりと水はけのよい場所を好みます。多年草なので一度植えれば毎年採種でき、こぼれ種でも増えます。ディルと近くで育てると交雑して香りが変わるので離します。
フェンネルシード用の特徴
- 種子収穫を目的とした栽培区分で品種名ではない
- 葉が茂るスイートフェンネルを使う
- 宿根した株は 2 年目以降毎年夏に採種できる
- 草丈 1〜2 メートルで株間 40〜50 センチ
- 種子が茶色くなったら花房ごと刈り取って追熟
- ディルと交雑するので離す
向いている使い方
- 自家製フェンネルシードでカレーやパン
- 食後の口直しやハーブティーに
- ソーセージや魚料理の香辛料
- 翌年用の自家採種
フェンネルの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはフェンネルの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- フェンネルの種まきと植え付け — フェンネルは太い直根が下に伸びる作物で、植え替えを嫌います。葉を使う系統と株元を太らせる系統を選び、畑や鉢へ直にまくのが基本です。
- フェンネルの水やりと追肥 — フェンネルは乾燥に強く、湿りすぎると根元が腐ります。肥料も控えめにして、株元を太らせるフローレンス系統だけ追肥と土寄せを足します。
- フェンネルの収穫と保存 — フェンネルは葉、花、種、太った株元とそれぞれ収穫の時期が違います。葉は若いうちに少しずつ、種は茶色く乾いたら枝ごと切って干します。
- フェンネルの月別の作業 — フェンネルは多年草の系統なら一度植えれば毎年育ち、フローレンス系統は春と秋の二作型で株元を太らせます。月ごとの作業を表にまとめました。
- フェンネルの病害虫と障害 — フェンネルは香りで虫が少ない作物ですが、アブラムシとキアゲハの幼虫は毎年付きます。株元の蒸れと倒伏を含め、症状から原因を見分けて対処します。
「フェンネルシード用」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「フェンネル」、品種に「フェンネルシード用」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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