基本情報
- 系統・区分
- 小果樹・薬用果樹/赤実
- 熟期
- 9〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
落葉低木。赤い果実を乾燥果実として利用。強健で、地下茎で広がりやすい。
概要説明
クコは、東アジア原産のナス科の落葉低木で、品種名ではなく種名です。日本では本州から沖縄の河原や土手に自生し、中国では 3000 年前から薬用に利用され、乾燥した赤い実は「枸杞子」として杏仁豆腐の飾りや薬膳粥でおなじみです。実は長さ 1〜2 センチの楕円形で、夏から秋にかけて咲く淡紫色の小さな花のあとに赤く熟し、ほのかな甘みとかすかな苦みがあります。生でも食べられますが、多くは乾燥させて保存し、お茶やスープ、クコ酒に使います。若葉も食用で、天ぷらやおひたしにできます。樹高は 1〜2 メートルで枝が細く弓なりに垂れ、根元から地下茎で広がって株が増えるため、庭に植えると勢いよく広がることを見込んで場所を選ぶか、鉢植えにします。非常に強健で、やせ地や乾燥にも耐え、耐寒性も耐暑性も強く、日本全国で育ちます。日当たりを好み、枝にはトゲがあります。実は当年枝につくので、冬に古い枝を切り戻すと翌年の実つきがよくなります。
クコの特徴
- 東アジア原産のナス科落葉低木で、品種名ではなく種名
- 実は長さ 1〜2 センチで赤く熟し、乾燥果実が薬膳で使われる
- 夏から秋に淡紫色の小さな花が咲く
- 若葉も食用になり天ぷらやおひたしにできる
- 地下茎で広がり株が増えるため場所選びか鉢植えが必要
- やせ地や乾燥に耐え、耐寒性も耐暑性も強い
向いている使い方
- 赤い実を乾燥させて薬膳粥やお茶に
- クコ酒や薬膳スープに
- 若葉を天ぷらやおひたしに
- 強健な生垣として
クコの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクコの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クコの植え付け — クコは一本で実がなり、乾きにも痩せ地にも強い低木です。地下茎で広がる癖だけ先に押さえて植えます。
- クコの剪定と仕立て — クコは放っておくとつる状に伸びて地面をはいます。冬に古い枝を切り、春に出る新枝に実をならせます。
- クコの水やりと追肥 — クコは痩せ地の木です。肥料と水を与えすぎると枝ばかり伸びて実が減ります。控えめの管理を覚えます。
- クコの月別の作業 — 二月の剪定、六月の摘心、八月からの開花と収穫。関東の露地を基準に一年の流れを表にまとめます。
- クコの病害虫と障害 — クコで困るのは葉を縮らせるフシダニ、新芽のアブラムシ、夏のうどんこ病です。症状から見分けて対処します。
- クコの収穫と乾燥 — 実は九月から十一月に赤くなった順に摘み、干して保存します。若葉は春に摘んでお茶にできます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「クコ」、品種に「クコ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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