基本情報
- 系統・区分
- 小果樹・クコ/長果
- 熟期
- 9〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
落葉低木。長めの果実をつける流通系統。乾燥果実向き。
概要説明
長果クコは、実が細長く伸びる系統を指す流通名で、中国のナガバクコ (寧夏クコの種) 系の品種がこの名前で流通しています。特定の登録品種ではありません。実は長さ 2〜3 センチで幅は 1 センチほどの細長い楕円形、赤く熟して甘みが強く、乾燥させると市販の乾燥クコと同じ細長い形に仕上がります。乾燥果実向きとして流通し、お茶や薬膳粥、クコ酒に使えます。樹高は 1.5〜2.5 メートルで直立ぎみに育ち、枝にはトゲがあります。非常に強健で乾燥に強く、耐寒性も強いのですが、原産地が乾燥地なので日本の梅雨や夏の多湿ではうどんこ病や葉の病気が出やすく、風通しと水はけを確保します。地下茎で広がる性質があり、庭に植えると勢いよく広がるため、鉢植えか場所を選びます。夏から秋に淡紫色の小さな花が咲き、実は当年枝につくので、冬に古い枝を切り戻すと翌年の実つきがよくなります。生育期に肥料を切らさず、水を十分に与えると実が長く大きく育ちます。
長果クコの特徴
- 実が細長く伸びる系統を指す流通名で登録品種ではない
- 中国のナガバクコ系の品種
- 実は長さ 2〜3 センチ、幅 1 センチほどの細長い楕円形
- 乾燥させると市販の乾燥クコと同じ形に仕上がる
- 乾燥に強く耐寒性も強いが日本の多湿で葉の病気が出やすい
- 地下茎で広がり株が増える
向いている使い方
- 乾燥させてお茶や薬膳粥に
- クコ酒や薬膳スープに
- 鉢植えで広がりを抑えて育てる
クコの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクコの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クコの植え付け — クコは一本で実がなり、乾きにも痩せ地にも強い低木です。地下茎で広がる癖だけ先に押さえて植えます。
- クコの剪定と仕立て — クコは放っておくとつる状に伸びて地面をはいます。冬に古い枝を切り、春に出る新枝に実をならせます。
- クコの水やりと追肥 — クコは痩せ地の木です。肥料と水を与えすぎると枝ばかり伸びて実が減ります。控えめの管理を覚えます。
- クコの月別の作業 — 二月の剪定、六月の摘心、八月からの開花と収穫。関東の露地を基準に一年の流れを表にまとめます。
- クコの病害虫と障害 — クコで困るのは葉を縮らせるフシダニ、新芽のアブラムシ、夏のうどんこ病です。症状から見分けて対処します。
- クコの収穫と乾燥 — 実は九月から十一月に赤くなった順に摘み、干して保存します。若葉は春に摘んでお茶にできます。
「長果クコ」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「クコ」、品種に「長果クコ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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