基本情報
- 系統・区分
- 小果樹・黒実/近縁種
- 熟期
- 8〜10 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
落葉低木。黒い果実をつける近縁種として流通。通常のクコとは別crop検討も可。
概要説明
黒クコは、中国の青海省やチベット、新疆の乾燥地に自生するクコの近縁種で、黒紫色の実をつけることから「黒枸杞」と呼ばれ、赤いクコとは別種です。実はアントシアニンを非常に多く含み、乾燥させた実を水に入れると青から紫に色が変わることで知られ、中国では高級な薬膳食材として扱われています。実は直径 1 センチ弱の球形で、赤いクコより小さく、味は淡い甘みでほとんど酸味がありません。樹高は 0.5〜1.5 メートルの落葉低木で、枝が細かく分かれてトゲが多く、葉は細く多肉質です。乾燥地と塩分を含む土でも育つ強健さがあり、耐寒性も強いのですが、日本の梅雨や夏の多湿は非常に苦手で、過湿で根腐れしやすいため、水はけのよい用土の鉢植えで雨に当てないように育てるのが基本です。日本では種や苗がわずかに流通する程度で、栽培例は少ない植物です。夏に淡紫色の小さな花が咲き、実は当年枝につきます。
黒クコの特徴
- 中国西部の乾燥地に自生する赤いクコとは別種の近縁種
- 黒紫色の実にアントシアニンを非常に多く含む
- 実は直径 1 センチ弱で味は淡い甘み
- 樹高 0.5〜1.5 メートルでトゲが多く葉は細く多肉質
- 乾燥と塩分に強いが日本の多湿と過湿に非常に弱い
- 日本では種や苗の流通が少なく栽培例が少ない
向いている使い方
- 乾燥させた実を水に入れて色の変化を楽しむお茶に
- 鉢植えで雨を避けて育てる
- 薬膳の食材として
クコの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクコの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クコの植え付け — クコは一本で実がなり、乾きにも痩せ地にも強い低木です。地下茎で広がる癖だけ先に押さえて植えます。
- クコの剪定と仕立て — クコは放っておくとつる状に伸びて地面をはいます。冬に古い枝を切り、春に出る新枝に実をならせます。
- クコの水やりと追肥 — クコは痩せ地の木です。肥料と水を与えすぎると枝ばかり伸びて実が減ります。控えめの管理を覚えます。
- クコの月別の作業 — 二月の剪定、六月の摘心、八月からの開花と収穫。関東の露地を基準に一年の流れを表にまとめます。
- クコの病害虫と障害 — クコで困るのは葉を縮らせるフシダニ、新芽のアブラムシ、夏のうどんこ病です。症状から見分けて対処します。
- クコの収穫と乾燥 — 実は九月から十一月に赤くなった順に摘み、干して保存します。若葉は春に摘んでお茶にできます。
「黒クコ」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「クコ」、品種に「黒クコ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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