基本情報
- 系統・区分
- 小果樹・ハスカップ/北海道系
- 生産者
- 北海道系
- 熟期
- 6〜7 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
落葉低木。寒冷地向き。酸味のある果実でジャム・加工向き。異品種混植で結実安定。
概要説明
ゆうふつは、北海道立の試験場が勇払原野の野生ハスカップから選抜して 1980 年代に登録した品種で、北海道でハスカップを栽培用に品種化した最初期の一つです。名前は原野の地名に由来します。実は長さ 1.5〜2 センチの細長い楕円形で青紫色、酸味が強く独特の香りがあり、生食よりジャムやジュース、果実酒、菓子の材料に向きます。落葉低木で樹高は 1〜1.5 メートル、株立ちになって枝が細かく分かれます。自家結実性が低いため、別品種を近くに植えると実つきが安定します。北海道の原野で育ってきた種なので耐寒性は非常に強く、氷点下 40 度にも耐えますが、日本の本州の夏の高温は苦手で、関東以西では午後に日陰になる場所に植えて株元をマルチングし、鉢植えなら夏は涼しい場所に移します。開花は 4〜5 月と早く、実は 6〜7 月に熟し、熟した実は落ちやすいので早めに収穫します。鳥に食べられやすいので熟す前にネットをかけます。若木のうちから実をつけ、手間の少ない果樹です。
ゆうふつの特徴
- 北海道の勇払原野の野生ハスカップから選抜された最初期の品種
- 実は長さ 1.5〜2 センチの細長い楕円形で青紫色
- 酸味が強く独特の香りがあり加工向き
- 自家結実性が低く別品種の混植が必要
- 氷点下 40 度に耐える耐寒性だが本州の夏の高温が苦手
- 熟した実は落ちやすく早めに収穫する
向いている使い方
- ジャムやジュースに加工する
- 果実酒や菓子の材料に
- 寒冷地の庭で果樹として
ハスカップの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはハスカップの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ハスカップの植え付け — 北海道原産の低木です。暑さに弱いので、植える場所と品種の組み合わせを先に決めてから苗を買います。
- ハスカップの剪定と更新 — 実は前年に伸びた枝に付きます。強く切り詰めず、古枝を根元から抜く更新剪定が基本です。
- ハスカップの受粉と結実 — 花は3月の寒さの中で咲き、虫が少ない時期です。品種の組み合わせと人工授粉で実止まりを上げます。
- ハスカップの月別の作業 — 二月に芽吹き、三月に咲き、六月に収穫する早い作物です。夏をどう乗り切るかが関東での要です。
- ハスカップの病害虫と障害 — 病害虫は少ない作物ですが、関東では暑さの障害が最大の敵です。症状から原因を見分けます。
- ハスカップの収穫と保存 — 実はとても柔らかく日持ちしません。完熟を見分けて採り、その日のうちに冷凍か加工に回します。
「ゆうふつ」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ハスカップ」、品種に「ゆうふつ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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