基本情報
- 系統・区分
- 小果樹・ハスカップ/海外系
- 熟期
- 6〜7 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
落葉低木。大実で収穫しやすい品種。寒冷地向き。
概要説明
トンドラは、カナダのサスカチュワン大学が 2007 年にボレアリスと同時に発表したハスカップの品種で、両者は同じ交配から生まれた姉妹品種です。実は長さ 2〜2.5 センチの楕円形で青紫色、ボレアリスより果肉が硬く、実が枝から落ちにくいため機械収穫にも向き、商業栽培向けとして位置づけられました。味は酸味がやや強く香りがよく、生食よりジャムやジュース、菓子の材料に向きます。落葉低木で樹高は 1〜1.5 メートル、株立ちで枝は直立ぎみです。自家結実性が低いため、ボレアリスやハニービーなど開花期の合う別品種を近くに植えると実つきが安定します。カナダの厳寒地で育成された品種で耐寒性は非常に強く、一方で本州の夏の高温は苦手なので、関東以西では午後に日陰になる場所に植えて株元をマルチングし、鉢植えなら夏は涼しい場所に移します。開花は 4〜5 月と早く、実は 6〜7 月に熟します。実が落ちにくいので収穫のタイミングを選べ、鳥害にはネットで備えます。
トンドラの特徴
- カナダのサスカチュワン大学がボレアリスと同時に発表した姉妹品種
- 実は長さ 2〜2.5 センチでボレアリスより果肉が硬い
- 実が枝から落ちにくく収穫しやすい
- 酸味がやや強く香りがよく加工向き
- 自家結実性が低く別品種の混植が必要
- 耐寒性が非常に強く本州の夏の高温が苦手
向いている使い方
- ジャムやジュースに加工する
- 菓子の材料に
- 寒冷地の庭で果樹として
ハスカップの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはハスカップの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ハスカップの植え付け — 北海道原産の低木です。暑さに弱いので、植える場所と品種の組み合わせを先に決めてから苗を買います。
- ハスカップの剪定と更新 — 実は前年に伸びた枝に付きます。強く切り詰めず、古枝を根元から抜く更新剪定が基本です。
- ハスカップの受粉と結実 — 花は3月の寒さの中で咲き、虫が少ない時期です。品種の組み合わせと人工授粉で実止まりを上げます。
- ハスカップの月別の作業 — 二月に芽吹き、三月に咲き、六月に収穫する早い作物です。夏をどう乗り切るかが関東での要です。
- ハスカップの病害虫と障害 — 病害虫は少ない作物ですが、関東では暑さの障害が最大の敵です。症状から原因を見分けます。
- ハスカップの収穫と保存 — 実はとても柔らかく日持ちしません。完熟を見分けて採り、その日のうちに冷凍か加工に回します。
「トンドラ」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ハスカップ」、品種に「トンドラ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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