基本情報
- 系統・区分
- 雑穀・ハトムギ・多収
- 熟期
- 10 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。多収を狙うハトムギ品種候補。湿害には比較的強い。
概要説明
はとゆたかは、収量の多さを狙って選ばれたハトムギとして流通している品種で、名前のとおり穂数が多く実がよく着くことが期待されています。ハトムギはもともと湿害に強い作物ですが、この系統も水はけの悪い畑や水田の転作で作りやすいとされています。粒は焙煎茶や粉の原料に向き、脱皮すれば雑穀ごはんにも使えます。草丈は 1.5 メートル以上に伸び、株が大きく張るので、株間は 30 センチ以上取り、条間も広めにして風を通します。多収を狙って肥料を効かせすぎると茎が軟弱になって倒れるため、元肥は控えめにして生育の様子を見ながら追肥するのが安全です。収穫は 10 月、穂が褐色になってからで、刈り取った株を束ねて乾かします。ハトムギの実は硬い殻に覆われているので、乾かしてから足踏み脱穀機や木づちで殻を割る作業が必要になります。
はとゆたかの特徴
- 穂数が多く収量を狙える系統
- 湿害に強く水田の転作に向く
- 草丈 1.5 メートル以上、株が大きく張る
- 肥料を効かせすぎると軟弱になり倒伏する
- 実は硬い殻に覆われ脱ぷ作業が要る
- 株間 30 センチ以上取って風を通す
向いている使い方
- 焙煎してハトムギ茶に
- 粉にして加工原料に
- 雑穀ごはんに混ぜて
- 湿った畑の転作作物として
ハトムギの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはハトムギの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ハトムギの種まきと間引き — ハトムギは殻が硬く発芽に日数がかかる穀物です。一晩水に浸けて五月に点まきし、本葉で間引いて一か所一〜二本にします。
- ハトムギの水やりと追肥 — ハトムギは水を好む穀物で、夏の乾燥が実の入りを左右します。水を切らさず、追肥と土寄せを二回行って草丈二メートルの株を支えます。
- ハトムギの月別の作業 — ハトムギは五月にまいて九月下旬〜十月に収穫する、生育期間の長い穀物です。月ごとの作業と株の姿で決める目安を表にまとめます。
- ハトムギの病害虫と障害 — ハトムギは丈夫ですが、梅雨の葉枯病、茎に入るアワノメイガ、実が柔らかい時期の鳥害は毎年のように出ます。株の姿で早く見つけて手当てします。
- ハトムギの収穫と脱穀 — ハトムギは実が灰色〜茶色に硬くなったら株ごと刈り、軒下で乾かして脱穀します。刈り時の見分け方と、家庭でできる脱穀・選別の方法をまとめます。
- ハトムギの乾燥と焙煎 — ハトムギは殻付きで乾かして保存し、殻ごと煎ればハトムギ茶になります。乾燥の仕上げ方、焙煎の火加減、精白した実の使い方をまとめます。
「はとゆたか」の種を買う
3 つのお店で探す「ハトムギ はとゆたか 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「ハトムギ」、品種に「はとゆたか」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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