基本情報
- 系統・区分
- 熱帯果樹・パパイヤ/大果
- 熟期
- 夏から秋
- 育てやすさ
- ★☆☆☆☆(5 段階で 1)
常緑性草本。大果系として流通。温室・暖地向き。
概要説明
マラドールはキューバに由来する大果のパパイヤで、果重が 2 キロを超えることも珍しくない。果肉はオレンジから赤みを帯びた色で、糖度はソロ系ほど高くないが、量が穫れることと肉質がしっかりしていることから、切って売る用途や加工に向く。日本の家庭で育てる場合は、大果ゆえに株を十分大きくしないと実が充実しないため、大鉢か地植えできる温室が前提になる。冬に 10 度以上を保つ必要があるのは他のパパイヤと同じ。果実が重いので、着果したら枝と幹の負担を見て数を絞る。生育は旺盛で夏の間にぐんぐん伸びるが、そのぶん水と肥料を切らすと実が小さくなる。未熟果は青パパイヤとして使え、大果ゆえに料理向きの量が一度に取れる。
マラドールの特徴
- 果重 2 キロを超えることもある大果
- 果肉はオレンジから赤みを帯びる
- 肉質がしっかりして加工に向く
- 糖度はソロ系よりやや控えめ
- 大鉢か温室の地植えが前提になる
- 着果数を絞らないと実が充実しない
向いている使い方
- 完熟果を切り分けて食べる
- 青パパイヤとして料理に
- ジャムや加工に
- 温室で育てる
パパイヤの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはパパイヤの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- パパイヤの苗選びと育て方 — 関東では冬に枯れるので、春に苗を早く大きくして秋までに実を採る一年作型が基本です。
- パパイヤの植え付け — 根が浅く、過湿と寒さに弱い植物です。高畝か大鉢で水はけを作り、暖かくなってから植えます。
- パパイヤの水やりと追肥 — 夏に一気に大きくなる分、水と肥料をよく使います。乾かしすぎず、根を蒸らさない加減を覚えます。
- パパイヤの月別の作業 — 関東では五月に植えて十一月までが勝負です。月ごとの作業と、鉢で冬を越す場合の流れをまとめます。
- パパイヤの病害虫と障害 — 関東では病気より、過湿と低温の障害が目立ちます。葉と株元の姿から原因を見分けます。
- パパイヤの収穫と保存 — 関東では青パパイヤとして採るのが基本です。採りごろの見分け方と、完熟させたいときの追熟を説明します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「パパイヤ」、品種に「マラドール」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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