基本情報
- 系統・区分
- 次点・ザクロ/海外主力大果
- 熟期
- 10 月〜11 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
自家結実性あり。350〜400g級の大果で果汁多く甘酸っぱい。耐乾性は高いが過湿に注意。
概要説明
世界のザクロ栽培で最も多く作られている品種がワンダフルで、20 世紀初頭にアメリカのカリフォルニアで選抜され、ジュース用の主力になっています。果実は 300〜500 グラムと大きく、果皮は濃い赤、中の果粒 (種を包む赤い粒) も濃い紅色で果汁が多く、糖度は 15〜17 度、酸味もしっかりあるので甘酸っぱく濃い味です。種はやや硬めで、噛んで食べるより果汁を搾る使い方に向きます。自家結実性が高く 1 本で実が成ります。樹勢は強く、株立ちで枝が広がるので、庭では主幹を 3〜4 本に絞って高さを抑えます。収穫は 10 月〜11 月上旬で、果皮の色が濃くなり、実が割れ始める前に穫ります。熟期に雨が続くと裂果しやすいのが弱点で、水はけのよい場所に植え、乾燥気味に管理します。寒さには日本の在来ザクロよりやや弱く、関東以西の平地なら庭植えできます。
ワンダフルの特徴
- カリフォルニア選抜で世界最多の栽培品種
- 果重 300〜500 グラムの大果で果粒が濃い紅色
- 糖度 15〜17 度で酸味もあり濃い味
- 自家結実性が高く 1 本で実が成る
- 収穫は 10 月〜11 月上旬で裂果前に穫る
- 寒さにやや弱く関東以西の平地向き
向いている使い方
- ザクロジュース
- サラダやデザートの飾り
- シロップやソース
- 暖地の庭植え
ザクロの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはザクロの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ザクロの植え付け — ザクロは暑さと乾きに強く寒さにもそこそこ耐えますが、日陰と過湿には弱い果樹です。場所選びが九割です。
- ザクロの剪定と樹形 — ザクロの花は充実した短い枝の先に咲きます。長い枝を切り詰めるほど花が減るので、抜く剪定が中心です。
- ザクロの水やりと肥料 — 乾燥に強いザクロですが、実が大きくなる七月から九月に水が不足すると果皮が割れます。時期で切り替えます。
- ザクロの月別の作業 — 冬に切り、初夏に受粉と摘果、秋に収穫が一年の骨組みです。月ごとに何をするかを表にまとめます。
- ザクロの病害虫と障害 — 丈夫なザクロでも、枝に付くカイガラムシと、収穫前の実の割れは毎年のように起きます。早く見つけて対応します。
- ザクロの収穫と保存 — ザクロは採ってから追熟しません。樹上で色づいて角張ってきたら、割れる前に採って冷蔵で保存します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ザクロ」、品種に「ワンダフル」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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