基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・文旦/高知系
- 生産者
- 高知県産地系
- 熟期
- 12〜1 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑果樹。大型で爽やかな香り。暖地向きで、収穫後追熟して食味が上がる。
概要説明
土佐文旦は高知県の特産として知られる文旦で、鹿児島の法元文旦が高知に導入され、県内で選抜されて広まった系統です。果実は 400〜500 グラムで皮が厚く、果肉は淡黄色で歯ごたえのある粒がしっかりしており、甘みと酸味に加えてほのかな苦みが調和します。種は多めに入ります。文旦の中では自家結実性が弱く、1 本では実つきが悪いため、夏みかんや八朔など他の柑橘を近くに植えて受粉させる必要があります。高知では 12〜1 月に収穫し、2〜3 週間貯蔵して酸を抜いてから出荷します。冬に樹上で実を持つため、露地栽培は関東南部以西の暖地向きで、寒冷地では鉢植えにして冬に室内へ取り込みます。樹勢は強く、庭植えでは 3 メートルを超えるので、家庭では低く仕立てて枝を支えます。果実が重いので、実がついた枝には支柱が必要です。
土佐文旦の特徴
- 高知県特産で法元文旦から選抜された系統
- 果重 400〜500 グラムで皮が厚い
- 粒がしっかりした果肉で甘み・酸味・苦みが調和
- 自家結実性が弱く受粉樹が必要
- 12〜1 月に収穫し 2〜3 週間貯蔵して食べる
- 冬に樹上で実を持つため暖地向き
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- 皮を砂糖漬けに
- 受粉樹と組み合わせて庭植え
文旦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは文旦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 文旦の植え付け — 文旦はかんきつの中でも寒さに弱く、関東の露地では場所を選びます。系統の選び方と鉢・地植えの植え方をまとめます。
- 文旦の剪定と支え — 文旦は重い実で枝が垂れる果樹です。骨格を作る若木の剪定と、成木で毎年実をつけるための切り方を分けて解説します。
- 文旦の受粉と摘果 — 文旦は一本では実が付きにくく、付いた実も多すぎると小玉になります。受粉樹の選び方、人工授粉、摘果の数を解説します。
- 文旦の月別の作業 — 文旦は年明けの収穫と三月の剪定、五月の開花、夏の摘果、冬の防寒と一年を通して作業があります。月ごとに整理します。
- 文旦の病害虫と寒害 — 文旦で起きやすいのはアゲハの幼虫、かいよう病、ハダニ、そして冬の霜による被害です。見た目から原因を絞って対処します。
- 文旦の収穫と追熟 — 文旦は採ってすぐは酸っぱく、一か月以上寝かせて食べごろになります。採る時期の目安と追熟の方法をまとめます。
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