基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・文旦/高級系
- 生産者
- 高知県産地系
- 熟期
- 9〜11 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑果樹。果肉がみずみずしく香りがよい文旦。暖地栽培向き。
概要説明
水晶文旦は高知県で土佐文旦から生まれた品種で、土佐文旦の枝変わりまたは実生から選抜されたとされ、加温ハウスで栽培される高級文旦として流通しています。果実は 300〜400 グラムで土佐文旦よりやや小ぶりですが、皮が薄く、果肉は透き通るような淡黄色で名前の由来になっています。糖度は 13〜14 度と文旦の中では高く、酸味は穏やかで、苦みが少ないため文旦の上品な甘さを最も味わえる品種です。露地では実つきが不安定なため産地ではハウス栽培が主流で、9〜11 月に収穫されます。家庭で育てる場合は関東南部以西の暖地で、風を避けた日当たりの良い場所に植えます。自家結実性が弱く、受粉樹として他の柑橘があると実つきが安定します。樹勢は土佐文旦よりやや弱く、家庭では 2.5 メートル前後に仕立てられます。
水晶文旦の特徴
- 高知県で土佐文旦から生まれた高級品種
- 果重 300〜400 グラムで皮が薄い
- 糖度 13〜14 度で苦みが少ない
- 透き通るような淡黄色の果肉
- 産地ではハウス栽培が主流で 9〜11 月に収穫
- 自家結実性が弱く受粉樹があると安定
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- 贈答用の高級文旦
- 暖地の庭植え
文旦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは文旦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 文旦の植え付け — 文旦はかんきつの中でも寒さに弱く、関東の露地では場所を選びます。系統の選び方と鉢・地植えの植え方をまとめます。
- 文旦の剪定と支え — 文旦は重い実で枝が垂れる果樹です。骨格を作る若木の剪定と、成木で毎年実をつけるための切り方を分けて解説します。
- 文旦の受粉と摘果 — 文旦は一本では実が付きにくく、付いた実も多すぎると小玉になります。受粉樹の選び方、人工授粉、摘果の数を解説します。
- 文旦の月別の作業 — 文旦は年明けの収穫と三月の剪定、五月の開花、夏の摘果、冬の防寒と一年を通して作業があります。月ごとに整理します。
- 文旦の病害虫と寒害 — 文旦で起きやすいのはアゲハの幼虫、かいよう病、ハダニ、そして冬の霜による被害です。見た目から原因を絞って対処します。
- 文旦の収穫と追熟 — 文旦は採ってすぐは酸っぱく、一か月以上寝かせて食べごろになります。採る時期の目安と追熟の方法をまとめます。
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