基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・和製グレープフルーツ系
- 熟期
- 3〜7 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑果樹。晩生でさっぱりした食味。ジューシーで暖地向き。
概要説明

河内晩柑は熊本県河内町で文旦の偶発実生として見つかった柑橘で、1930 年代に発見され、愛媛では美生柑や愛南ゴールド、熊本ではジューシーオレンジなど産地ごとの名前で流通しています。果実は 300〜400 グラムで皮は黄色、果肉は淡黄色で果汁が非常に多く、甘みと酸味のバランスが良く、文旦特有の苦みはほとんどありません。日本のグレープフルーツとも呼ばれますが、グレープフルーツほど苦くありません。熟期は 3 月から 7 月と非常に長く、収穫時期によって味が変わり、遅くなるほど酸が抜けてさっぱりします。冬を樹上で越すため露地栽培は関東南部以西の暖地向きで、特に霜の降りない海沿いが適地です。自家結実性があり 1 本で実がつきます。樹勢は強く、家庭では 2.5〜3 メートルに仕立てます。5 月以降は前年の実と今年の花が同時につきます。
河内晩柑の特徴
- 熊本県河内町で見つかった文旦の偶発実生
- 果重 300〜400 グラムで果汁が非常に多い
- 文旦特有の苦みがほとんどない
- 熟期 3〜7 月と長く収穫時期で味が変わる
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
- 冬を樹上で越すため霜の降りない暖地向き
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- ジュース
- サラダ・ゼリー
文旦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは文旦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 文旦の植え付け — 文旦はかんきつの中でも寒さに弱く、関東の露地では場所を選びます。系統の選び方と鉢・地植えの植え方をまとめます。
- 文旦の剪定と支え — 文旦は重い実で枝が垂れる果樹です。骨格を作る若木の剪定と、成木で毎年実をつけるための切り方を分けて解説します。
- 文旦の受粉と摘果 — 文旦は一本では実が付きにくく、付いた実も多すぎると小玉になります。受粉樹の選び方、人工授粉、摘果の数を解説します。
- 文旦の月別の作業 — 文旦は年明けの収穫と三月の剪定、五月の開花、夏の摘果、冬の防寒と一年を通して作業があります。月ごとに整理します。
- 文旦の病害虫と寒害 — 文旦で起きやすいのはアゲハの幼虫、かいよう病、ハダニ、そして冬の霜による被害です。見た目から原因を絞って対処します。
- 文旦の収穫と追熟 — 文旦は採ってすぐは酸っぱく、一か月以上寝かせて食べごろになります。採る時期の目安と追熟の方法をまとめます。
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この品種を記録すると
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