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文旦の品種

文旦「安政柑」の特徴と育て方のポイント

あんせいかん

安政柑は江戸時代末期の安政年間に広島県因島で見つかった文旦の一種で、名前もその年号に由来します。

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基本情報

系統・区分
柑橘・文旦/大玉
熟期
2〜4 月
育てやすさ
★★☆☆☆(5 段階で 2)

常緑果樹。大玉のブンタン類。果皮が厚く、貯蔵・追熟で食味が整う。

概要説明

文旦「安政柑」
写真: さつまやまいもすけ / Wikimedia Commons / CC0(縮小表示)

安政柑は江戸時代末期の安政年間に広島県因島で見つかった文旦の一種で、名前もその年号に由来します。果実は 800 グラムから 1 キロ以上の大玉で、晩白柚に次ぐ大きさとして知られます。皮は厚く、果肉は淡黄色で、文旦らしい歯ごたえのある粒に、さわやかな甘みとしっかりした酸味、そして軽い苦みがあります。熟期は 2〜4 月で、樹上で長く置ける晩生の文旦です。冬を樹上で越す期間が長いため、露地栽培は関東南部以西の暖地向きで、広島や愛媛の瀬戸内沿岸が主な産地です。自家結実性はやや弱く、他の柑橘が近くにあると実つきが安定します。樹勢は強く、庭植えでは 3 メートルを超えるので、家庭では低く仕立て、重い実がついた枝は支柱で支えます。因島では地方品種として細々と受け継がれており、苗木の流通は限られます。

安政柑の特徴

  • 安政年間に広島県因島で見つかった地方品種
  • 果重 800 グラム〜1 キロ超の大玉
  • 熟期 2〜4 月の晩生で樹上に長く置ける
  • 文旦らしい粒の歯ごたえと軽い苦み
  • 自家結実性がやや弱く受粉樹があると安定
  • 暖地の瀬戸内沿岸向き

向いている使い方

  • 皮をむいて生食
  • 皮をマーマレード・砂糖漬けに
  • 瀬戸内の庭植え

文旦の育て方を項目ごとに読む

栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは文旦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。

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