基本情報
- 系統・区分
- 雑穀・キビ・もち性
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。もち性で粘りがあり、雑穀ごはん向き。高温・乾燥に比較的強い。
概要説明
もちきびはでんぷんがもち性のキビで、家庭で雑穀として使うキビの大半がこの系統。炊くともっちりと粘りが出て、冷めても固くなりにくいのが持ち味。ほんのり黄色く色づくので、白米に一割ほど混ぜて炊くだけで見た目が華やぐ。粒はアワより大きく、独特のこくと甘みがある。栽培はイネ科の一年草で、草丈 1 メートルから 1 メートル半、初夏に播いて夏の終わりに穂を垂らす。生育期間が短く、痩せ地や乾燥にも耐えるため手がかからない。倒れやすいので株元に土を寄せておくとよい。穂が垂れて粒が硬くなったら刈り取り、干してから脱穀するが、鳥に食われやすいので登熟期は防鳥網をかける。籾がしっかりつくので精白の手間はかかる。
もちきびの特徴
- でんぷんがもち性で炊くと粘りが出る
- 冷めても固くなりにくい
- 炊飯すると黄色く色づく
- 草丈 1 メートルから 1 メートル半のイネ科一年草
- 痩せ地や乾燥に耐え手がかからない
- 登熟期は鳥害を受けやすく防鳥網が要る
向いている使い方
- 白米に混ぜて雑穀ごはんに
- きび団子に
- 粥やスープに
- 畑の隅で少量を育てる
キビの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキビの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キビの種まきと間引き — キビは暑さと乾燥に強く、痩せた土でも育つ雑穀です。地温が十五度を超えてから浅くまき、二回の間引きで株間を作ります。
- キビの水やりと追肥 — キビは乾燥に強く、水やりも肥料もほとんど要りません。やりすぎが倒伏と病気を招くので、控えめな管理と土寄せが要です。
- キビの月別の作業 — キビは五月〜六月にまいて八月下旬〜九月に収穫する短期の作物です。月ごとの作業と、株の姿で判断する目安を表にまとめます。
- キビの病害虫と鳥害 — キビの一番の敵は病気でも虫でもなくスズメです。穂が出たらすぐ網をかけ、アワノメイガと黒穂病は株の姿で早く見つけます。
- キビの収穫と脱穀 — キビは穂が三分の二色づいたら刈り、軒下で乾かしてから脱穀します。刈り時の見分け方と、家庭でできる脱穀・選別・精白の方法をまとめます。
- キビの土寄せと倒伏対策 — 草丈が二メートル近くなるキビは倒れやすい作物です。二回の土寄せで支え根を土に入れ、支柱とひもで台風を乗り切る方法をまとめます。
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