基本情報
- 系統・区分
- 雑穀・キビ・在来
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。地域在来系の受け皿。乾燥地にも比較的適する。
概要説明
在来きびは各地の農家が代々自家採種で受け継いできたキビの総称で、育成品種のような均一さはない。粒色や草丈、熟期に地域ごとの個性があり、その土地の気候にすでに順応しているのが強み。もち性が多いが、系統によってはうるち性のものもある。栽培は雑穀らしく手がかからず、痩せ地や乾き気味の畑でよく育つ。ただし在来系は草丈が高くなりやすく、穂が重くなると倒れるので土寄せや支柱で対応する。熟期がそろいにくいので、穂の大半が垂れて粒が硬くなった頃を見計らって一度に刈るか、早い穂から順に穂刈りする。種を絶やさないためにも、良い株の穂を残して自家採種し、翌年につなぐ育て方が向く。少量でも毎年作り続けることに意味がある。
在来きびの特徴
- 各地で自家採種されてきた系統の総称
- 粒色・草丈・熟期に地域ごとの個性がある
- その土地の気候に順応している
- 痩せ地や乾いた畑でもよく育つ
- 草丈が高く倒れやすい
- 熟期がそろわず穂刈りで対応する
向いている使い方
- 雑穀ごはんに混ぜる
- きび団子や餅に
- 自家採種して種をつなぐ
- 畑で在来種として育てる
キビの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキビの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キビの種まきと間引き — キビは暑さと乾燥に強く、痩せた土でも育つ雑穀です。地温が十五度を超えてから浅くまき、二回の間引きで株間を作ります。
- キビの水やりと追肥 — キビは乾燥に強く、水やりも肥料もほとんど要りません。やりすぎが倒伏と病気を招くので、控えめな管理と土寄せが要です。
- キビの月別の作業 — キビは五月〜六月にまいて八月下旬〜九月に収穫する短期の作物です。月ごとの作業と、株の姿で判断する目安を表にまとめます。
- キビの病害虫と鳥害 — キビの一番の敵は病気でも虫でもなくスズメです。穂が出たらすぐ網をかけ、アワノメイガと黒穂病は株の姿で早く見つけます。
- キビの収穫と脱穀 — キビは穂が三分の二色づいたら刈り、軒下で乾かしてから脱穀します。刈り時の見分け方と、家庭でできる脱穀・選別・精白の方法をまとめます。
- キビの土寄せと倒伏対策 — 草丈が二メートル近くなるキビは倒れやすい作物です。二回の土寄せで支え根を土に入れ、支柱とひもで台風を乗り切る方法をまとめます。
「在来きび」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「キビ」、品種に「在来きび」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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