基本情報
- 系統・区分
- 野菜・葉菜/スプラウト/宿根野菜
- 熟期
- 4〜6 月収穫
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
家庭菜園向き。短期収穫、葉物、軟白、宿根など用途差が大きいのでsegmentで分類。
概要説明
ビクトリアは 1837 年にイギリスで育成され、ヴィクトリア女王の即位にちなんで名付けられた最も古く最も広く流通するルバーブの固定種で、日本で種から育てる場合の大半がこの品種です。葉柄は長さ 40〜60 センチ、太さ 3〜4 センチで、根元だけ赤く上部は緑になり、赤系品種ほど色は出ません。味は酸味が強く香りがよく、砂糖と煮るとジャムやパイの定番になります。株は大型で径 1 メートル以上に広がり、草丈は 60〜90 センチ、多年草で一度植えると 10 年以上収穫できます。作型は春に種を播くか苗を植え、収穫は翌年以降の 4 月から 6 月と秋に、株を弱らせないよう葉柄を根元からねじり取ります。冷涼な気候を好み、寒さには強い一方で夏の高温多湿で株が傷みやすく、暖地では半日陰で夏越しさせます。作りやすさは寒冷地では易しく、暖地では中程度です。注意点は、葉にシュウ酸が多く食べられないので葉柄だけを使うこと、植え付け 1 年目は収穫せず株を育てること、花茎が立ったら早めに切り取ること、株が古くなったら春に株分けで更新することです。
ビクトリアの特徴
- 1837 年イギリス育成の最も古く広く流通する固定種
- 葉柄は長さ 40〜60 センチで根元だけ赤く上部は緑
- 酸味が強く香りがよい
- 一度植えると 10 年以上収穫できる多年草
- 冷涼地向きで暖地では夏の半日陰が要る
- 葉はシュウ酸が多く食べられない
向いている使い方
- ジャムやコンポートに
- パイやタルトの具に
- 煮出してシロップやジュースに
ルバーブの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはルバーブの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ルバーブの植え付け — ルバーブは数年そこで育つ多年草です。植える場所と土作りで、そのあと五年の育ちがほとんど決まります。
- ルバーブの水やりと追肥 — ルバーブは暑さで弱ります。夏の日よけと水、春秋の追肥で、葉柄が太い状態を数年保てます。
- ルバーブの収穫と保存 — ルバーブは葉柄だけを食べます。株の三分の一までを残し、ねじって引き抜くと切り口が傷みません。
- ルバーブの株分け — ルバーブは数年で株が老化します。秋か早春に掘り上げて芽ごとに分けると、株が若返って収量が戻ります。
- ルバーブの月別の作業 — ルバーブは春と秋に採り、夏は株を守る作物です。関東平野の露地を基準に一年の作業をまとめました。
- ルバーブの病害虫と障害 — ルバーブの不調は暑さと過湿によるものが大半です。虫の被害は少なく、原因の切り分けが手当ての要になります。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ルバーブ」、品種に「ビクトリア」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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