基本情報
- 系統・区分
- 雑穀・モロコシ・食用/赤粒
- 熟期
- 9〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。高粱/ソルガム系の雑穀。高温・乾燥に強く、鳥害対策が必要。
概要説明
タカキビは、モロコシを日本の畑作で呼ぶときの名前で、赤褐色の粒を実らせる食用の雑穀です。粒を炊くともちもちとした食感になり、ひき肉に似た色と歯ざわりから、精進料理の肉の代わりや雑穀ハンバーグの材料として使われてきました。粉にすれば団子やせんべいにもなります。草丈は 2 メートル前後に伸び、トウモロコシに似た太い茎の先に穂を立てます。高温と乾燥に強く、夏の暑さが厳しい年でも安定して育つのが心強いところです。5 月から 6 月に播いて 9 月から 10 月に収穫します。最大の敵は鳥で、穂が色づくと雀に群れで食べられるため、色づき始めに穂へ袋を掛けるか防鳥網を張ります。背が高いので台風の風で倒れやすく、株元への土寄せが効きます。収穫した穂はよく乾かしてから脱穀し、粒の表面の渋みが気になる場合は搗いて表層を削ります。
タカキビの特徴
- 赤褐色の粒を実らせる食用の雑穀
- 炊くともちもちしてひき肉に似た食感になる
- 草丈 2 メートル前後で太い茎の先に穂を立てる
- 高温と乾燥に強く暑い年でも安定する
- 穂が色づくと雀の食害を受けやすい
- 背が高く台風の風で倒れやすい
向いている使い方
- 雑穀ごはんに混ぜて
- 雑穀ハンバーグの材料に
- 粉にして団子やせんべいに
- 夏の暑さに強い畑作物として
モロコシの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはモロコシの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- モロコシの種まきと間引き — モロコシは暑さに強く、地温が二十度近くになる五月中旬以降にまきます。点まきして一本立ちにし、株間を広く取るのが基本です。
- モロコシの水やりと追肥 — モロコシは乾きに強く水やりは少なくて済みますが、背が高くなるぶん追肥は二回要ります。葉の色と草丈を見て量を決めます。
- モロコシの月別の作業 — モロコシは五月から六月にまいて九月下旬から十月に刈る、百二十日ほどの作物です。月ごとの作業と地域による前後を表にしました。
- モロコシの病害虫と障害 — モロコシは丈夫ですが、アブラムシ、茎に入る蛾の幼虫、鳥、倒伏の四つに悩まされます。症状から原因を見分けて対処します。
- モロコシの収穫と脱穀 — モロコシは実が固まった九月下旬から十月に穂を刈り、二週間干してから脱穀します。刈り時の見極めと干し方をまとめました。
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