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穀物

モロコシの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

ソルガム・タカキビ・コウリャンとも呼ばれる穀物で、トウモロコシとは別の植物です。背丈2m以上になり、暑さと乾燥に強いです。実は雑穀として、茎は飼料や緑肥に。スイートソルガムは茎の甘い汁を絞れます。

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モロコシの写真

科: イネ科属: Sorghum日当たり: 日なた水やり: 少なめ耐寒性: 弱い(霜で枯れる)

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月のモロコシは「収穫」の時期です。 9月の畑仕事を見る

モロコシの月別の作業を詳しく見る

モロコシを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

播種日と品種

5〜6月にまきます。品種で用途が違うので残しましょう。

出穂日

日付を残しましょう。

収穫日

実が固くなったら刈ります。日付を残しましょう。

モロコシの種まきと間引きを詳しく見る

収穫までのコツ

モロコシを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

株間30cmで1本立ちにする

1株が大きく幅を取るため、間引いて30センチあけると穂が太ります。列を南北に向けると、背の高い株どうしで日陰を作りません。

ひこばえは1本残して整理する

株元から新しい茎が次々出ます。実を太らせたいなら主稈だけにし、茎の汁を絞るスイートソルガムなら2本残すと搾汁量が増えます。

茎を絞るなら出穂後に刈る

茎の糖度は出穂から20〜30日後、粒が乳熟のころが頂点です。実の完熟まで待つと糖が実に移るので、絞る目的なら早めに刈り倒します。

背丈2mを見込んで北側に植える

2メートルを超えるので、南に植えると畑の大半が日陰になります。区画の北端に列を置けば、手前の作物を守る風よけにもなります。

深く耕して根を下ろさせる

根は1メートル以上下る性質があり、耕盤が浅いと乾燥期に力を出せません。植える前に30センチ以上耕しておくと、真夏に水をやらずとも育ちます。

モロコシの収穫と脱穀を詳しく見る

モロコシの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

モロコシの病害虫(31

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

さび病

病気一般的な内容

症状 葉の表裏に小さな橙黄色〜赤褐色の隆起した斑点ができ、破れて粉状の胞子を飛散する。多発すると葉が黄化して早期に枯れ上がる。

予防 密植を避けて風通しを確保し、窒素過多にしない。被害葉は残さず処分し、越冬源となる残株やロゼット葉を片付ける。

対処 初期の被害葉は摘み取って処分する。発生初期に登録のある殺菌剤を散布し、まん延前に抑えるのが有効である。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aecidium minoense、Aecidium quintum、Arthuriomyces peckianus ほか90

白絹病

病気一般的な内容

症状 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。

予防 排水を良くし、未熟な有機物を地際に置かない。被害株は菌核ごと除去し、高温期の深いマルチや敷きわらの過湿に注意する。

対処 発病株と周囲の土をまとめて除去して処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作を行い、必要なら登録のある薬剤を株元処理する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotium rolfsii

炭疽病

病気一般的な内容

症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。

予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。

対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66

斑点細菌病

病気一般的な内容

症状 葉に水浸状の小斑ができ、のちに褐色になって周囲が黄化する。果実にも水浸状やかさぶた状の斑点ができ、そこから腐敗が進む。

予防 健全種子・健全苗を用い、同じ科の連作を避ける。雨よけとマルチで泥はねを防ぎ、風通しをよくして結露を減らす。

対処 発病葉・発病果は早めに除去して圃場外へ持ち出し、周囲株に銅剤を予防散布する。作業は葉が乾いた時間帯に行い、雨中や露のある朝の管理を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax valerianellae、Burkholderia andropogonis、Herbaspirillum sp. ほか23

斑点病

病気一般的な内容

症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。

予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。

対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80

モロコシの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(26

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

えそモザイク病しらが病すじ枯細菌病すす穂病すす紋病ひょう紋病モザイク病小黒穂病条斑細菌病粒斑病粒黒穂病糸黒穂病紋枯病紫斑点病紫斑病紫輪病縁葉枯病茎腐病葉焼病葉焼細菌病裸黒穂病麦角病黄化萎縮病黄斑病黒変病黒砂病

よくあるトラブル

トウモロコシと間違えた

別の植物です。トウモロコシはスイートコーンを参照してください。

鳥に食べられる

防鳥ネットをかけます。

倒れる

背が高いです。土寄せして支えます。

品種一覧(8

Gadenin の作物マスタに登録されているモロコシの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

2

その他5

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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Gadenin でモロコシを記録すると

作物名に「モロコシ」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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