基本情報
- 系統・区分
- 果樹/飲料・ナッツ系
- 生産者
- 国内育成/産地系
- 熟期
- 早生
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
木本性果樹または飲料作物。多くは暖地・鉢植え向きで、結実まで年数がかかる。
概要説明
さえみどりは、やぶきたとあさつゆを交配して育成された品種で、鹿児島をはじめとする暖地で作付けが増えています。名前のとおり水色が冴えた緑に出るのが身上で、渋みが少なく、あさつゆ譲りの甘い旨味とやぶきた譲りの育てやすさを併せ持ちます。淹れたときの鮮やかな緑と、口に含んだときのまろやかさから、贈答用の高級煎茶に使われることが多い品種です。摘採期は早生で、やぶきたより 1 週間ほど早く一番茶を迎えるため、産地では収穫作業を分散させる役割も担います。樹勢は旺盛で株の仕上がりも早く、栽培自体はやぶきたに準じて扱えます。ただし早生ゆえに新芽の動き出しが早く、遅霜の被害を受けやすいのが弱点で、寒冷地には向きません。家庭で育てるなら暖地の日当たりで、水はけのよい酸性寄りの土に植え、冬の乾いた北風を避けると安定します。
さえみどりの特徴
- やぶきたとあさつゆの交配で育成された品種
- 水色が冴えた緑に出て渋みが少ない
- 甘い旨味が濃く、高級煎茶に使われる
- 摘採期は早生でやぶきたより 1 週間ほど早い
- 樹勢が旺盛で株の仕上がりが早い
- 早生のため遅霜の被害を受けやすい
向いている使い方
- 贈答向きの高級煎茶に
- 水色を楽しむ冷茶
- 暖地の茶園向き
- 自家製茶づくりに
茶の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは茶の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 茶の苗選びと植え付け — 茶は種より挿し木苗から始めるのが確実です。酸性の土と水はけを整え、最初の二年は摘まずに木を作ります。
- 茶の刈り込みと仕立て — 茶は刈り込みで摘む面を作る木です。時期と高さを守れば、翌年の新芽がそろって摘みやすくなります。
- 茶の摘み取りとお茶作り — 八十八夜前後の新芽を一芯二葉で摘みます。摘んだ葉は蒸して揉んで乾かせば、家庭でも煎茶になります。
- 茶の水やりと追肥 — 茶は乾燥と土の中和を嫌います。株元を覆って水を切らさず、酸性を保つ肥料を年三回に分けて与えます。
- 茶の月別の作業 — 四月下旬の一番茶、六月の二番茶と刈り込み、九月の肥料、十月の整枝が一年の骨組みです。
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この品種を記録すると
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