基本情報
- 系統・区分
- 果樹/飲料・ナッツ系
- 生産者
- 国内育成/産地系
- 熟期
- 中生
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
木本性果樹または飲料作物。多くは暖地・鉢植え向きで、結実まで年数がかかる。
概要説明
べにふうきは、紅茶用のべにほまれとインド系統を交配して育成された品種で、もとは紅茶をつくるために生まれました。現在よく知られているのは、緑茶に加工したときに残るメチル化カテキンで、健康茶として粉末や茶葉が市販されています。緑茶に仕立てると渋みが強くはっきりした味になり、紅茶や半発酵茶にすると華やかな香りが立ちます。同じ株から加工の仕方で違うお茶ができるので、自家製茶を試したい人には面白い品種です。樹勢は強く葉は大きめで、暖地向きの性質をもち、耐寒性はやぶきたより劣ります。関東以西の温暖な場所で、日当たりと水はけを確保して育てます。緑茶用に摘むなら渋みの元になる成分が多い二番茶の時期の葉が使われることが多く、目的によって摘採時期を変えるのが特徴的な扱い方です。渋みが強いので、飲用では濃く出しすぎないようにします。
べにふうきの特徴
- 紅茶用系統から育成され、紅茶にすると香りが華やか
- 緑茶に加工するとメチル化カテキンが残る
- 渋みが強くはっきりした味になる
- 加工の仕方で緑茶にも紅茶にもできる
- 暖地向きで耐寒性はやぶきたより劣る
- 樹勢が強く葉は大きめ
向いている使い方
- 自家製の和紅茶づくりに
- 粉末にして健康茶として
- 半発酵茶の試作に
- 暖地の庭で加工用に育てる
茶の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは茶の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 茶の苗選びと植え付け — 茶は種より挿し木苗から始めるのが確実です。酸性の土と水はけを整え、最初の二年は摘まずに木を作ります。
- 茶の刈り込みと仕立て — 茶は刈り込みで摘む面を作る木です。時期と高さを守れば、翌年の新芽がそろって摘みやすくなります。
- 茶の摘み取りとお茶作り — 八十八夜前後の新芽を一芯二葉で摘みます。摘んだ葉は蒸して揉んで乾かせば、家庭でも煎茶になります。
- 茶の水やりと追肥 — 茶は乾燥と土の中和を嫌います。株元を覆って水を切らさず、酸性を保つ肥料を年三回に分けて与えます。
- 茶の月別の作業 — 四月下旬の一番茶、六月の二番茶と刈り込み、九月の肥料、十月の整枝が一年の骨組みです。
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