基本情報
- 系統・区分
- 果樹/飲料・ナッツ系
- 生産者
- 国内育成/産地系
- 熟期
- 早生
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
木本性果樹または飲料作物。多くは暖地・鉢植え向きで、結実まで年数がかかる。
概要説明
あさつゆは、宇治の在来茶園から選抜された品種で、渋みが際立って少なく甘い旨味が濃いことから、露地で育てても玉露のような味になるという意味で天然玉露と呼ばれてきました。水色は明るい緑で、低い温度でゆっくり淹れると持ち味の甘みがよく出ます。さえみどりの親でもあり、その優しい味わいは子の品種にも受け継がれています。摘採期は早生で、暖地では 4 月中に一番茶を摘めます。ただし樹勢がやや弱く、耐寒性も強くないため、産地が限られる品種です。寒風の当たる場所や寒冷地では株が傷みやすく、家庭で育てるなら暖地の日当たりで、風を遮る場所を選びます。早生ゆえに遅霜の被害を受けやすい点もさえみどりと同じで、春先の冷え込みには覆いで備えます。手はかかりますが、自分で摘んで淹れたときの甘さは他の品種では代えがたい魅力があります。
あさつゆの特徴
- 渋みが少なく甘い旨味が濃い天然玉露と呼ばれる品種
- 水色は明るい緑で低温抽出に向く
- さえみどりの親品種
- 摘採期は早生で暖地では 4 月中に摘める
- 樹勢がやや弱く耐寒性も強くない
- 早生のため遅霜の被害を受けやすい
向いている使い方
- 低い温度で淹れる甘みの煎茶に
- 暖地の茶園向き
- 冷茶・水出しに
- 自家製茶で甘みを味わう
茶の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは茶の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 茶の苗選びと植え付け — 茶は種より挿し木苗から始めるのが確実です。酸性の土と水はけを整え、最初の二年は摘まずに木を作ります。
- 茶の刈り込みと仕立て — 茶は刈り込みで摘む面を作る木です。時期と高さを守れば、翌年の新芽がそろって摘みやすくなります。
- 茶の摘み取りとお茶作り — 八十八夜前後の新芽を一芯二葉で摘みます。摘んだ葉は蒸して揉んで乾かせば、家庭でも煎茶になります。
- 茶の水やりと追肥 — 茶は乾燥と土の中和を嫌います。株元を覆って水を切らさず、酸性を保つ肥料を年三回に分けて与えます。
- 茶の月別の作業 — 四月下旬の一番茶、六月の二番茶と刈り込み、九月の肥料、十月の整枝が一年の骨組みです。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「茶」、品種に「あさつゆ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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