基本情報
- 系統・区分
- 夏葉物・海浜性/多年草的
- 収穫までの日数
- 約 55 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。暑さ・乾燥・潮風に比較的強い葉物。若葉を摘み取り、おひたし向き。
概要説明
ツルナは日本各地の海岸の砂地に自生するハマミズナ科の多年草で、つるのように地面を這って広がることからその名が付き、若い葉と茎を摘んで食べる夏の葉物です。日本では江戸時代から食用にされ、18 世紀にヨーロッパへ渡ってニュージーランドほうれん草の名で広まりました。葉は長さ 5〜8 センチの三角形で肉厚、表面に細かい粒状の突起があってつやがあり、ゆでるとぬめりとほのかな塩気があり、味はほうれん草に似て癖がありません。草丈は 30〜50 センチで茎が横に 1 メートル近く広がるため、株間は 40〜50 センチと広めに取ります。作型は 4 月下旬から 6 月に播種し、播種から 50〜60 日、草丈 20 センチほどで先端 10 センチを摘み始め、脇芽を霜が降りるまで繰り返し穫ります。暑さ・乾燥・潮風に強く病害虫も少ないので作りやすさは高く、深さ 20 センチのプランターでも育ちます。注意点は、種は硬い殻に包まれ発芽まで 2〜3 週間かかるので一晩水に浸けてから播くこと、シュウ酸を含むので必ずゆでて水にさらすこと、霜に当たると枯れることです。
ツルナの特徴
- 海岸の砂地に自生するハマミズナ科の多年草
- ヨーロッパではニュージーランドほうれん草の名で普及
- 肉厚な三角形の葉でゆでるとぬめりとほのかな塩気
- 播種から 50〜60 日で摘み取り開始
- 暑さ・乾燥・潮風に強く病害虫が少ない
- 発芽まで 2〜3 週間かかるので一晩水に浸けて播く
向いている使い方
- ゆでておひたしや和え物に
- 炒め物やスープに
- 夏のほうれん草代わりに
- プランターで育てる
ツルナの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはツルナの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ツルナの種まきと発芽 — ツルナの種は殻が硬く、そのままでは発芽がそろいません。浸水とまき方で発芽が決まります。
- ツルナの水やりと追肥 — ツルナは乾きに強く、手のかからない葉物です。与えすぎないことが柔らかい葉を作ります。
- ツルナの摘心と仕立て — ツルナは先端を摘むほど枝が増えて収量が上がります。摘む位置と間隔をまとめました。
- ツルナの収穫と保存 — ツルナは先端の柔らかい部分を摘んで食べます。あくがあるので、ゆでてから調理します。
- ツルナの月別の作業 — ツルナは春にまいて霜まで穫り続けます。月ごとの株の様子と作業をまとめました。
- ツルナの病害虫と障害 — ツルナは病害虫の少ない作物です。困りごとは茂りすぎによる蒸れと、発芽期の食害に集まります。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ツルナ」、品種に「ツルナ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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