GadeninEnglishアプリを入れる
🥕 野菜・果菜

ツルナの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

海岸に自生する野菜で、暑さと乾燥に強く、真夏でも育ちます。肉厚の葉をおひたしや炒め物に。種皮が固く発芽に時間がかかるので、一晩水に浸けてからまきます。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

ツルナの写真

科: ハマミズナ科属: Tetragonia日当たり: 日なた水やり: 乾いたらたっぷり耐寒性: 弱い(暖地では多年草)

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月のツルナは「収穫」の時期です。 9月の畑仕事を見る

ツルナの月別の作業を詳しく見る

ツルナを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

播種日と発芽日

発芽まで2〜3週間かかります。日付を残しましょう。

初収穫日

茎の先端を摘みます。日付を残すと翌年の目安になります。

霜で枯れた日

暖地では越冬することもあります。日付を残しましょう。

ツルナの種まきと発芽を詳しく見る

収穫までのコツ

ツルナを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

摘心をかねて芽先を摘む

若い芽先だけを摘めば脇から次の芽が出て、枝数が倍々に増えます。摘み続けるほど収穫量が増えるのがこの野菜の性質です。

砂やもみ殻を混ぜて植える

海岸の砂地に自生する植物で、粘土質の過湿には耐えられません。水はけを高めておくと、真夏でも生育が止まりません。

元肥は控えめにしておく

肥料が多いと茎ばかり伸びて葉が薄くなります。堆肥中心の痩せ気味の土のほうが、締まった肉厚の葉が採れます。

実がついても芽先を摘み続ける

花は小さく目立ちませんが、実を熟させると枝の伸びが鈍ります。実ごと芽先を摘み取れば、秋まで収穫が続きます。

こぼれ種の実生を春に移す

熟した実が落ちて翌春に自然に芽生えます。本葉2〜3枚の実生を移植すれば、発芽させる手間なく毎年育てられます。

ツルナの収穫と保存を詳しく見る

ツルナの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

ツルナの病害虫(6

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

疫病

病気一般的な内容

症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。

予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26

黄化えそ病

病気一般的な内容

症状 葉に褐色のえそ斑や輪紋が現れ、新芽が萎縮して黒ずむ。果実には同心円状の黄色い輪紋ができ、出荷できなくなる。

予防 育苗期から防虫ネットと青色粘着トラップでアザミウマの侵入を抑える。周囲の花壇や雑草を管理し、感染源を減らす。

対処 治療はできないため発病株は早期に抜き取り、袋に密封して処分する。残る株のアザミウマ防除を系統を変えながら継続する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ミカンキイロアザミウマ、Orthotospovirus tomatomaculae、トマト黄化えそウイルス (TSWV) ほか3

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

斑点病

病気一般的な内容

症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。

予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。

対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80

ツルナの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(1

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

黒枯病

よくあるトラブル

発芽しない

種皮が固いです。一晩水に浸け、地温が上がってからまきます。

茎が固い

収穫遅れです。先端の柔らかい部分を摘みます。

株が広がりすぎる

生育が旺盛です。先端を摘みながら大きさを抑えます。

品種一覧(6

Gadenin の作物マスタに登録されているツルナの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

4

1

その他1

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ツルナについて、続けて読むならこちら。

Gadenin でツルナを記録すると

作物名に「ツルナ」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる