基本情報
- 系統・区分
- 豆類・黒大豆・大粒/煮豆
- 生産者
- 丹波系在来
- 熟期
- 晩生
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。大粒黒大豆の代表。晩生で栽培期間が長く、枝豆・煮豆向き。
概要説明
丹波黒は、兵庫県丹波篠山地方で江戸時代から作り続けられてきた大粒黒大豆の代表で、日本の黒豆の中で最も知名度が高い品種です。乾燥豆は百粒重が70〜80グラムにもなる極大粒で、皮が薄く、煮ると丸くふっくらと仕上がり、正月の煮豆はこの品種でなければという人も多いです。晩生で、6月中〜下旬にまいて開花は8月、枝豆としての収穫は10月上〜中旬、乾燥豆の収穫は11月下旬〜12月と、栽培期間が5〜6か月と長いのが最大の特徴です。枝豆は「丹波黒の枝豆」として10月のごく短い期間だけ味わえる濃厚な甘みがあり、家庭菜園で作る価値がここにあります。草丈が1メートル近くなり倒れやすいので、土寄せと支柱が必要です。開花期の乾燥で着莢が減るため水やりを切らさず、カメムシの吸汁被害にも注意します。暖地向きで、寒冷地では熟しきらないことがあります。
丹波黒の特徴
- 百粒重70〜80グラムの極大粒黒大豆
- 晩生で6月まき・枝豆10月・乾燥豆12月
- 皮が薄く煮るとふっくら仕上がる
- 草丈1メートル近くになり倒伏対策が必要
- 開花期の乾燥で着莢が減りやすい
向いている使い方
- 正月の煮豆
- 10月限定の黒枝豆
- 暖地の家庭菜園向き
黒豆の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは黒豆の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 黒豆の種まきと苗作り — 黒豆はまき時が半月ずれると実らない作物です。丹波黒などの晩生は六月中旬にまき、発芽期の鳥害を防ぎます。
- 黒豆の摘心と土寄せ — 黒豆は本葉が五枚から七枚のころに先を摘むと枝が増え、実の数が変わります。土寄せで倒れも防ぎます。
- 黒豆の月別の作業 — 黒豆は半年かかる作物です。五月の土作りから十二月の乾燥と選別までを月ごとの表にまとめました。
- 黒豆の病害虫と障害 — 黒豆の収穫を左右するのはカメムシです。莢がつく時期の見回りと、発芽期の鳥害対策が二本の柱になります。
- 黒豆の収穫と乾燥 — 黒豆は十月に枝豆として穫るか、十二月まで置いて完熟の乾燥豆にするかを選べます。乾かし方で保存が決まります。
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