基本情報
- 系統・区分
- 豆類・黒大豆・極小粒
- 生産者
- 北海道在来系
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。極小粒の黒大豆。煮豆・茶・加工向き。
概要説明
黒千石は北海道で昭和初期に栽培されていた極小粒の黒大豆で、一度は栽培が途絶えたものの、保存されていた種子から2000年代に復活した在来品種です。粒は百粒重が10〜15グラムほどしかなく、丹波黒の5分の1以下の小ささですが、種皮は真っ黒で中は緑色を帯び、香ばしさと甘みが濃く、黒豆茶や炒り豆、ご飯に炊き込む用途で人気があります。生育は旺盛で草丈80センチ以上になり、枝が横に広がるので株間を広めに取ります。北海道で選抜された品種なので冷涼地向きですが、本州でも6月まきで栽培でき、10月中〜下旬に乾燥豆を収穫します。粒が小さいぶん1株の莢数が非常に多く、収穫と脱粒に手間がかかりますが、乾燥した莢は弾けやすいので刈り遅れに注意します。枝豆としては小さすぎるため、乾燥豆専用と考えて育てます。
黒千石の特徴
- 百粒重10〜15グラムの極小粒黒大豆
- 北海道在来で一度途絶え2000年代に復活
- 種皮は黒く中身は緑を帯びる
- 香ばしさが強く黒豆茶・炒り豆向き
- 草丈80センチ以上で横に広がる
向いている使い方
- 黒豆茶・炒り豆
- 炊き込みご飯・サラダのトッピング
- 乾燥豆専用で枝豆には向かない
黒豆の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは黒豆の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 黒豆の種まきと苗作り — 黒豆はまき時が半月ずれると実らない作物です。丹波黒などの晩生は六月中旬にまき、発芽期の鳥害を防ぎます。
- 黒豆の摘心と土寄せ — 黒豆は本葉が五枚から七枚のころに先を摘むと枝が増え、実の数が変わります。土寄せで倒れも防ぎます。
- 黒豆の月別の作業 — 黒豆は半年かかる作物です。五月の土作りから十二月の乾燥と選別までを月ごとの表にまとめました。
- 黒豆の病害虫と障害 — 黒豆の収穫を左右するのはカメムシです。莢がつく時期の見回りと、発芽期の鳥害対策が二本の柱になります。
- 黒豆の収穫と乾燥 — 黒豆は十月に枝豆として穫るか、十二月まで置いて完熟の乾燥豆にするかを選べます。乾かし方で保存が決まります。
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