科: マメ科属: ゲンゲ属日当たり: 日なた水やり: 湿り気を好むが、水がたまる過湿は嫌う耐寒性: 強い
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
11月のレンゲは「生育」の時期です。 11月の畑仕事を見る
レンゲを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
種まき日
関東では9月中旬から10月中旬にまきます。日付を残すと、冬までの育ち具合と比べられます。
開花日
最初の花が咲いた日を残します。満開の時期が分かると、すき込みや種採りの段取りが組めます。
すき込み日
花の後に土へ混ぜた日を残します。次の作物を植えるまでの間隔を決める目安になります。
長く咲かせるコツ
レンゲを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
まき時は秋の彼岸のころ
暑さが和らぐ9月中旬から10月中旬がまき時です。冬までに葉を広げて根を張らせておくと、寒さに耐えて春に花数が増えます。遅れると小さな株のまま冬を迎えます。
初めての土には根粒菌を足す
レンゲの根粒菌はダイズなどほかのマメ科とは種類が違います。育てたことのない場所では、根粒菌をまぶした種を選ぶか、前にレンゲが育った土を少し混ぜます。
酸性の土を石灰で直す
酸性の土では根粒が付きにくく、育ちが鈍ります。まく2週間ほど前に苦土石灰を混ぜて耕しておくと、根粒がよく付いて葉の色も濃くなります。
湿り気は保ち、水はためない
乾かしすぎると育ちが止まりますが、水がたまると根が傷みます。水田の跡や低い場所では溝を掘って水の逃げ道を作り、畝を高めにしておきます。
花の後はすき込んで緑肥に
満開のころに刈って土に混ぜると、根粒菌が取り込んだ窒素が土に戻ります。分解には時間がかかるので、次の作物は3週間から1か月ほど空けて植えます。
レンゲの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
- 規格の目安
- 元肥入り、水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
- 数量の目安
- 8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。
野菜用より肥料分が控えめで、花を咲かせる草花に合います。まず 1 袋あれば足ります。
- 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
- 規格の目安
- 2〜3 か月効く粒状。リン酸の比率が高いもの。
- 数量の目安
- 8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。
置いておくだけで効くので、水やりのたびに考えずに済みます。
- 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
- 規格の目安
- 刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。
咲き終わった花を摘み続けるかどうかで、花期の長さが変わります。いちばん手に取る道具です。
- ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口 外せる」
- 規格の目安
- 容量 4〜5L。ハス口を外せるもの。
花を濡らさずに株元へ注げます。花に水がかかると、その花は早く終わります。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
- 鉢は新品でなくてもかまいません。洗って日に当てれば繰り返し使えます。
レンゲの病害虫(4)
レンゲでの症状・予防・対処を、重要度の高い順に並べています。
菌核病
主要病気
時期 春(3〜5月)出る場所 茎・株元・葉出やすい条件 暖かくなり始めたころ。雨が続いて株が込み合い、湿気がこもる
症状 茎や株元が水がしみたように変色して腐り、白い綿のようなかびと黒いねずみの糞のような粒ができて枯れます。
予防 毎年同じ場所で育て続けないこと。水はけを良くし、厚くまきすぎて株を込ませないようにします。
対処 枯れた株は黒い粒が土に落ちる前に抜き取り、畑の外で処分します。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5
アブラムシ類
よくある害虫
時期 春(3〜5月)出る場所 新芽・花茎・つぼみ出やすい条件 暖かくなって茎が伸び始めるころ
症状 新芽や花茎に群がって汁を吸い、茎の伸びが悪くなって花が小さくなります。
予防 春先から茎の先をときどき見て、増える前に気付けるようにします。
対処 少ないうちは水で洗い流すか、群れている茎ごと摘み取ります。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、Nasonovia ribisnigri
過湿による根腐れ
よくある生理障害
時期 冬〜春(12〜4月)出る場所 根・株元出やすい条件 水田の跡や低い場所。雨の後に水が引かない
症状 株全体が黄ばんで勢いがなくなり、根が黒く傷んで抜けやすくなります。
予防 溝を掘って水の逃げ道を作り、畝を高くして根の周りに水がたまらないようにします。
対処 傷んだ株は回復しにくいので抜き取り、水の通り道を直してから残りの株を育てます。
うどんこ病
ときどき病気
時期 春(4〜5月)出る場所 葉・茎出やすい条件 開花のころ。晴れて乾いた日が続き、株が込み合う
症状 葉や茎に白い粉をまぶしたようなかびが広がり、葉が黄ばんで落ちます。
予防 厚まきを避けて風が通るようにし、肥料を与えすぎないこと。
対処 白くなった葉や茎を早めに取り除きます。花の後ならすき込みを早めても構いません。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59
よくあるトラブル
芽がそろわない
種の皮が硬く、水を吸いにくいことがあります。まく前に一晩水に浸けておくと、芽の出方がそろいやすくなります。
葉が黄色く育たない
根粒菌が付いていないか、土が酸性に傾いています。初めての場所では根粒菌入りの種を選び、苦土石灰で酸度を直します。
株元が腐って枯れた
春先に出やすい菌核病か、水がたまって根が傷んだものです。畝を高くして水はけを良くし、枯れた株は抜き取ります。
品種一覧(0)
Gadenin の作物マスタに登録されているレンゲの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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