基本情報
- 系統・区分
- 国内主要・夏秋兼用
- 熟期
- 8 月下旬〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
普通型で受粉樹不要。夏果・秋果が狙える代表品種で果実は中〜大果。日本で最も栽培例が多い一方、株枯病には台木・土壌管理の注意が必要。
概要説明
日本のイチジク栽培の 8 割近くを占める代表品種が桝井ドーフィンです。明治末に広島の桝井光次郎がアメリカから持ち帰った系統で、夏果と秋果の両方が穫れる夏秋兼用種。果実は 100〜150 グラムの中〜大果で、果皮は赤紫、果肉は淡紅色。糖度は 15 度前後で酸味はごく少なく、日持ちがよいので市場流通に向きます。樹勢は中程度で枝が横に広がり、一文字仕立てにすると家庭の庭でも管理しやすい樹形になります。受粉樹は不要で、鉢植えでも 2 年目から実を付けます。秋果は 8 月下旬から 10 月まで長く穫れ、目 (果頂部) が開きやすいので雨が続くと傷みやすいのが弱点。株枯病が出やすい土地では抵抗性台木の苗を選び、水はけを確保してください。
桝井ドーフィンの特徴
- 夏果と秋果の両方が穫れる夏秋兼用種
- 果重 100〜150 グラムで糖度 15 度前後
- 受粉樹不要で鉢植えでも 2 年目から結実
- 日持ちがよく市場流通の主力品種
- 果頂部が開きやすく長雨で傷みやすい
- 株枯病に注意し抵抗性台木の苗を選ぶ
向いている使い方
- 生のまま食べる
- コンポートやジャム
- 一文字仕立ての庭植え
- 鉢植え向き
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
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この品種を記録すると
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