基本情報
- 系統・区分
- 国内育成・ブランド品種
- 熟期
- 8 月下旬〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
普通型として栽培される福岡県オリジナル品種。甘さが強く果汁豊富で、果肉が緻密・なめらか。主要3品種として株枯病抵抗性台木試験にも登場。
概要説明
福岡県農業総合試験場が育成し 2006 年に品種登録した県オリジナルのイチジクがとよみつひめです。桝井ドーフィンの後継を狙って選抜され、県内では「博多とよみつひめ」の名で出荷されています。秋果専用種で、果重は 80〜100 グラム。糖度は 18〜20 度と桝井ドーフィンより明らかに高く、果肉は緻密でなめらか、果汁が多くとろけるような食感が持ち味です。果皮は赤紫で目が小さく閉じているため、雨による腐敗や虫の侵入が少なく、家庭でも裂果の心配が少ない品種。樹勢は中程度で桝井ドーフィンと同じ一文字仕立てが使えます。受粉樹は不要。苗木は福岡県外でも販売されていますが、増殖には制限があるので挿し木で配布しないでください。株枯病抵抗性台木との接ぎ木試験の対象にもなっています。
とよみつひめの特徴
- 福岡県育成、2006 年品種登録の秋果専用種
- 糖度 18〜20 度で桝井ドーフィンより甘い
- 果肉が緻密でなめらか、果汁が多い
- 目が小さく閉じており雨に強い
- 果重 80〜100 グラム
- 受粉樹不要で一文字仕立てが使える
向いている使い方
- 生のまま食べる
- デザート・スイーツの素材
- 庭植え向き
- 鉢植え向き
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
「とよみつひめ」の苗木を買う
3 つのお店で探す「イチジク とよみつひめ 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「イチジク」、品種に「とよみつひめ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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