基本情報
- 系統・区分
- 赤系欧州種
- 熟期
- 9 月中旬〜10 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
両性花。赤系で香りと食味良いが栽培はやや難しい。雨よけ推奨。
概要説明
甲斐路 (かいじ) は山梨県の植原葡萄研究所がフレームトーケーとネオマスカットを交配して育成し、1977 年に登録された赤系の品種で、「赤いマスカット」と呼ばれます。粒は 8〜12 グラム、糖度は 19〜21 度と高く、酸味が少なく、爽やかなマスカット香と締まった果肉が持ち味。皮はやや厚めですが薄い部類で、皮ごと食べる人もいます。両性花で受粉樹は不要、種ありで育てるのが基本です。ヨーロッパ系のため雨に弱く、べと病・晩腐病・裂果を防ぐには雨よけ栽培が前提。樹勢は強く棚仕立て向きで、1 枝 1 房、1 房 30〜40 粒に制限。9 月中旬から 10 月に熟し、日持ちがよく冷蔵で 1 か月近く持ちます。着色は比較的安定しており、鮮やかな赤に仕上がります。難度はあるものの、香りと糖度を兼ね備えた品種として根強い人気があります。
甲斐路の特徴
- 1977 年登録の「赤いマスカット」
- 粒 8〜12 グラム、糖度 19〜21 度
- 爽やかなマスカット香と締まった果肉
- 雨に弱く雨よけ栽培が前提
- 両性花で受粉樹不要
- 日持ちがよく冷蔵で 1 か月近く
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 雨よけ棚仕立て
- 贈答用の房
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ブドウ」、品種に「甲斐路」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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