基本情報
- 系統・区分
- つるあり・平莢
- 収穫までの日数
- 約 60 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
平莢の固定種系。若莢を収穫し、煮物・炒め物向き。
概要説明
平莢尺五寸は、名前の通り長さ40センチ前後にもなる長い平莢をつけるつるありインゲンの固定種で、関東を中心に古くから作られてきた品種です。莢は幅1.5センチほどで薄く平たく、若いうちは柔らかく筋が少なく、加熱すると豆の香りと甘みがあります。莢が長いので、煮物や炒め物に切りそろえて使うと量がとれ、天ぷらにも向きます。つるあり性でつるは2メートル以上伸び、支柱やネットが必要です。種まきから60日前後で採れ始め、1株から長期間穫れます。草勢が強く葉が茂るので、株間を40センチ以上取って風通しを確保します。莢が長い分、採り遅れると豆が膨らんで筋が出て硬くなるので、豆の形が浮き出る前の平らな莢を採ることが大切です。暑さには比較的強いですが猛暑期は花落ちが増えるので、水切れさせません。固定種なので、一部の莢を完熟させて自家採種すれば翌年につなげられます。連作を嫌うので2〜3年は同じ場所を避けます。
平莢尺五寸の特徴
- 長さ40センチ前後にもなる長い平莢
- 若莢は柔らかく筋が少なく豆の香りがある
- つるあり性で2メートル以上伸び、支柱が必要
- 種まきから60日前後で採れ始め長期どりできる
- 採り遅れると筋が出るので平らな莢を採る
向いている使い方
- 煮物・煮びたし
- 天ぷら・炒め物
- 自家採種できる固定種
インゲンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはインゲンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- インゲンの種まきと発芽 — インゲンはつるの有無で株間も支柱も変わります。まき時の決め方と、鳥に食べられない工夫をまとめます。
- インゲンの支柱と誘引 — つるありインゲンは支柱の立て方で収量が変わります。合掌づくりの手順と、つるの誘導の仕方をまとめます。
- インゲンの水やりと追肥 — インゲンは水切れですぐ花を落とします。時期ごとの水やりと、肥料の与えすぎを避ける目安をまとめます。
- インゲンの月別の作業 — インゲンは春まきと夏まきで二度作れます。月ごとの作業と、地域による時期のずれを整理します。
- インゲンの病害虫と障害 — インゲンは乾燥期のハダニと梅雨の病気が二大問題です。症状から原因をたどる手順をまとめます。
- インゲンの収穫と保存 — インゲンは採りごろが短く、二日で硬くなります。見きわめ方と、穫り続けるためのこつをまとめます。
「平莢尺五寸」の種を買う
3 つのお店で探す「インゲン 平莢尺五寸 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「インゲン」、品種に「平莢尺五寸」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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