基本情報
- 系統・区分
- 小果樹・グミ/秋実
- 熟期
- 10〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
落葉低木。秋に赤実をつける。やせ地にも強く、庭木・生垣向き。
概要説明
アキグミは、北海道から九州の河原や海岸、林の縁に自生する落葉性のグミで、品種名ではなく種名です。秋に実が熟すことからこの名があり、4〜6 月に白から淡黄色の香りのよい小花を咲かせ、10〜11 月に直径 6〜8 ミリの丸い実が赤く熟します。実は小さいものの枝にびっしりとつき、熟すと甘みがあって渋みは少なく、そのまま食べるほかジャムや果実酒にできます。落葉低木で樹高は 2〜3 メートル、枝はよく分かれて茂り、葉の裏は銀白色の鱗片で覆われます。根に窒素を固定する細菌が共生するため、やせ地や砂地、乾燥地でも旺盛に育ち、海岸の防風林や治山の緑化に使われてきました。自家結実性があり 1 本で実がつきます。耐寒性が強く耐暑性もあり、日当たりのよい場所なら手間はほとんどかかりません。枝が茂るので生垣にも向き、赤い実は野鳥を呼びます。実は当年枝にもつくので、冬に切り戻しても翌秋に実が楽しめます。
アキグミの特徴
- 北海道から九州の河原や海岸に自生する落葉性のグミで、種名
- 4〜6 月に香りのよい小花を咲かせ 10〜11 月に実が赤く熟す
- 実は直径 6〜8 ミリと小さいが枝にびっしりつく
- 熟すと甘く渋みが少ない
- 根に窒素固定菌が共生しやせ地や砂地でも旺盛に育つ
- 自家結実性があり耐寒性も耐暑性も強い
向いている使い方
- 小さな実をジャムや果実酒に
- 枝が茂る生垣として
- 野鳥を呼ぶ庭木として
- やせ地の緑化に
グミの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはグミの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- グミの種類の選び方 — グミには初夏に熟す種類と秋に熟す種類があり、一本で実がつくものと受粉樹が要るものがあります。庭やベランダに合う種類の選び方を解説します。
- グミの植え付け — グミは根に養分を作る菌を持ち、やせた土でも育つ丈夫な果樹です。日当たりを確保して地植えと鉢植えに植え付ける手順と、一年目の管理を解説します。
- グミの剪定と仕立て — グミは短い枝に花が咲き、放っておくと枝が混み合って実が小さくなります。花芽を残しながら風通しをよくする剪定と、大きさを抑える仕立てを解説します。
- グミの水やりと肥料 — グミは根に窒素を作る菌を持ち、肥料をやりすぎると枝ばかり伸びて実がつきません。控えめな肥料と、実の時期だけの水やり、落果を減らす摘果をまとめます。
- グミの月別の作業 — 落葉性のグミは春に咲いて初夏に熟し、冬に剪定します。関東平野部を基準に、ナツグミとビックリグミの一年の作業を月ごとにまとめ、常緑のナワシログミの違いも補います。
- グミの病害虫と障害 — グミは病害虫の少ない丈夫な木ですが、実が落ちる、鳥に食べられる、カイガラムシがつく、といった困りごとがあります。症状からの見分け方と手当てをまとめます。
- グミの収穫と食べ方 — グミは赤くなってすぐ採ると渋みが強く、濃い赤で柔らかくなるまで待つと甘くなります。熟し具合の見極め、収穫の手順、ジャムと果実酒での保存をまとめます。
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この品種を記録すると
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