基本情報
- 系統・区分
- 小果樹・グミ/常緑
- 熟期
- 4〜5 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
常緑低木。春に赤実をつける。暖地向きで生垣にも使われる。
概要説明
ナワシログミは、本州の関東以西から九州の海岸近くに自生する常緑性のグミで、品種名ではなく種名です。稲の苗代を作る頃に実が熟すことからこの名があり、秋の 10〜11 月に白から淡黄色の香りのよい小花を咲かせ、冬を越して翌年の 4〜5 月に長さ 1.5 センチほどの楕円形の実が赤く熟します。実は甘みと渋みがあり、完熟すると食べられ、ジャムや果実酒にもできます。常緑低木で樹高は 2〜3 メートル、枝はよく茂って先がつる状に長く伸び、葉は革質で裏面が銀白色の鱗片に覆われ、表は濃緑色で光沢があります。自家結実性があり 1 本で実がつきます。暖地向きで耐寒性は落葉性のグミより弱いものの、関東以西なら露地で育ち、潮風や乾燥、刈り込みに強いため生垣や海岸近くの庭木として使われます。日当たりから半日陰まで育ち、放任するとつる状の枝が伸びるので、実を採ったあとに刈り込んで形を整えます。斑入りの園芸品種も多く流通しています。
ナワシログミの特徴
- 関東以西から九州の海岸近くに自生する常緑性のグミで、種名
- 秋に香りのよい小花を咲かせ翌年 4〜5 月に実が赤く熟す
- 実は長さ 1.5 センチほどで甘みと渋みがある
- 葉は革質で光沢があり裏面は銀白色
- 枝の先がつる状に長く伸び刈り込みに強い
- 潮風や乾燥に強く暖地の生垣に向く
向いている使い方
- 刈り込みに強い生垣として
- 海岸近くの庭木として
- 春の実をジャムや果実酒に
- 秋の花の香りを楽しむ
グミの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはグミの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- グミの種類の選び方 — グミには初夏に熟す種類と秋に熟す種類があり、一本で実がつくものと受粉樹が要るものがあります。庭やベランダに合う種類の選び方を解説します。
- グミの植え付け — グミは根に養分を作る菌を持ち、やせた土でも育つ丈夫な果樹です。日当たりを確保して地植えと鉢植えに植え付ける手順と、一年目の管理を解説します。
- グミの剪定と仕立て — グミは短い枝に花が咲き、放っておくと枝が混み合って実が小さくなります。花芽を残しながら風通しをよくする剪定と、大きさを抑える仕立てを解説します。
- グミの水やりと肥料 — グミは根に窒素を作る菌を持ち、肥料をやりすぎると枝ばかり伸びて実がつきません。控えめな肥料と、実の時期だけの水やり、落果を減らす摘果をまとめます。
- グミの月別の作業 — 落葉性のグミは春に咲いて初夏に熟し、冬に剪定します。関東平野部を基準に、ナツグミとビックリグミの一年の作業を月ごとにまとめ、常緑のナワシログミの違いも補います。
- グミの病害虫と障害 — グミは病害虫の少ない丈夫な木ですが、実が落ちる、鳥に食べられる、カイガラムシがつく、といった困りごとがあります。症状からの見分け方と手当てをまとめます。
- グミの収穫と食べ方 — グミは赤くなってすぐ採ると渋みが強く、濃い赤で柔らかくなるまで待つと甘くなります。熟し具合の見極め、収穫の手順、ジャムと果実酒での保存をまとめます。
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この品種を記録すると
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