科: フトモモ科属: Plinia日当たり: 日なた水やり: 乾いたらたっぷり。乾燥に弱い耐寒性: 弱い(霜で傷む)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
9月のジャボチカバは「収穫」の時期です。 9月の畑仕事を見る
ジャボチカバを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
開花日
幹に白い花が咲きます。日付を残しましょう。
収穫日
開花から1か月ほどで黒く熟します。日付を残しましょう。
冬の取り込み日
霜の前に室内へ。日付を残しましょう。
収穫までのコツ
ジャボチカバを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
下枝を落とさず幹を残す
ジャボチカバは幹と太い枝の表面に直接花をつけます。見た目を整えるつもりで下枝や地際の枝を落とすと、着果できる面積そのものが減ります。
土を弱酸性に保って乾かさない
原産地の土はpH5.5前後で常に湿っています。ピートモスを混ぜた用土にし、鉢土の表面が乾く前に水を与えると、葉先の枯れ込みが止まります。
切り戻しは避けて枯れ枝だけ抜く
生育が非常に遅く、切った枝が元の大きさに戻るまで何年もかかります。枯れ枝と混み合った細枝だけを抜けば、花がつくまでの年数が延びません。
苗は幹の太った大苗を選ぶ
実生のジャボチカバは開花まで10年以上かかることがあります。すでに幹が太くなった大苗や接ぎ木苗を選べば、数年で幹に花が並びます。
黒く軟らかくなった日に採る
ジャボチカバは日持ちせず、翌日には発酵が始まります。黒く色づいて指で軽く沈む日に採り、その日のうちに食べるか果実酒に漬け込みます。
ジャボチカバの栽培をはじめるのに用意するもの
木は植え直しが利きません。植える日にそろえておきたいのは次の 4 つです。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥・腐葉土探す言葉「完熟堆肥 バーク 40L」
- 規格の目安
- バーク堆肥か腐葉土。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 植え穴 1 つ(直径 60cm × 深さ 50cm)に 20〜30L。
穴を大きく掘って土を入れ替えるのが植え付けの本体です。ここで手を抜くと何年も伸び悩みます。
- 支柱(添え木)探す言葉「園芸支柱 太い 180cm」
- 規格の目安
- 直径 25〜30mm × 長さ 180cm。
根が張るまでの 1〜2 年、風で株元が動くと細い根が切れ続けます。細い支柱では支えきれません。
- 剪定ばさみ探す言葉「剪定ばさみ バイパス 果樹」
- 規格の目安
- 刃渡り 5〜6cm、直径 2cm まで。バイパス式。
木を育てるかぎり毎年使います。切れ味の落ちないものを 1 丁選ぶと、何年も持ちます。
- 有機質肥料(寒肥用)探す言葉「油かす 骨粉 有機質肥料」
- 規格の目安
- 油かすと骨粉の配合。5〜10kg 袋。
- 数量の目安
- 成木 1 本に 1〜2kg を冬のうちに。
木の肥料は年に 1〜2 回で足ります。冬に入れて春に効かせるのが基本です。
- 高枝切りばさみは、木が背を越してからで十分です。
- 鉢で育てるなら 180cm の添え木は要りません。鉢に合う短い支柱で足ります。
ジャボチカバの病害虫(1)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
炭疽病
病気一般的な内容
症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。
予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。
対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66
よくあるトラブル
実がつかない
若木です。実生は8年以上かかります。接ぎ木苗なら早いです。
葉が落ちる
乾燥か寒さです。水を切らさず、冬は室内へ。
生育が遅い
生育がゆっくりな植物です。気長に育てます。
品種一覧(8)
Gadenin の作物マスタに登録されているジャボチカバの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
さ1
その他7
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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