基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・金柑/長形
- 熟期
- 1〜2 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
自家結実性あり。長形果で観賞・食用。収穫期は冬、寒害に注意。
概要説明
長実金柑は果実が楕円形に長く伸びるタイプの金柑で、ナガキンカンとも呼ばれ、丸い寧波金柑とは別の種に分類されます。日本には江戸時代以前から伝わっていたとされる古い金柑で、長寿金柑という別名もあります。果実は 6〜10 グラムと小さめで、皮は甘いものの果肉の酸味が強く、生食では寧波金柑より酸っぱく感じます。そのため甘露煮やマーマレード、蜂蜜漬けなど加工向きの金柑として扱われることが多い品種です。樹は寧波金柑より小型で、樹勢もおとなしく、鉢植えで長く育てられます。自家結実性があり 1 本で実がつき、夏から秋に数回咲く花が翌年 1〜2 月に熟します。耐寒性は金柑類の中でも高く、関東以西の露地で問題なく越冬します。実つきが良いので、小玉になり過ぎないよう 9 月頃に摘果すると食べごたえが出ます。
長実金柑の特徴
- 果実が楕円形に長い別種の金柑
- 果重 6〜10 グラムで酸味が強い
- 樹が小型で樹勢がおとなしい
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
- 耐寒性が高く関東以西の露地で越冬
- 実つきが良く摘果すると玉が揃う
向いている使い方
- 甘露煮・蜂蜜漬け
- マーマレード
- 鉢植えで観賞と収穫を兼ねる
金柑の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは金柑の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 金柑の苗選びと植え付け — 金柑は柑橘の中では寒さに強く、関東平野部なら庭でも鉢でも育ちます。苗の見方と植え付けの時期を押さえます。
- 金柑の剪定と摘心 — 金柑は夏に伸びた枝の先に花が咲きます。切り過ぎると翌年の実が減るので、時期と切る枝を選びます。
- 金柑の水やりと追肥 — 金柑は肥料を好み、水切れで実が落ちます。年三回の肥料と夏の水やりで、小さな木でも実をたくさんつけます。
- 金柑の月別の作業 — 金柑は夏に咲いて冬に熟します。一年のどの月に何をするかを表にまとめ、忘れやすい作業を拾います。
- 金柑の病害虫と障害 — 金柑は病気に強い柑橘ですが、アゲハの幼虫とカイガラムシは毎年出ます。症状から原因を見分けて早めに手当てします。
- 金柑の収穫と保存 — 金柑は木の上で完熟させると皮まで甘くなります。色と手触りで収穫時期を判断し、生食と加工で保存を分けます。
「長実金柑」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「金柑」、品種に「長実金柑」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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