基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・金柑/標準小果
- 熟期
- 1〜3 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
自家結実性あり。丸形小果で観賞・食用。育てやすいが寒風に注意。
概要説明
丸実金柑はマルミキンカンとも呼ばれ、寧波金柑と同じ丸い果実をつける種を指す名前で、実質的には寧波金柑と同じものとして扱われています。長実金柑と区別するための呼び名で、苗木店では寧波金柑の別名として扱われることが多いです。果実は 10〜15 グラムの球形で、皮が甘く果肉に酸味があり、皮ごと食べる金柑の基本形です。樹は 2 メートル前後に収まり、トゲが少なく、自家結実性があるため 1 本で実がつきます。夏から秋に 3〜4 回花が咲き、翌年 1〜3 月に熟します。耐寒性は柑橘の中では高いほうで、関東以西なら露地で越冬します。鉢植えでも実がつきやすく、初めて果樹を育てる人にも向きます。実がつき過ぎると小玉になるので、9 月頃に摘果すると食べごたえのある大きさになります。冬に果実が寒風で傷まないよう、寒冷紗で覆うと品質が保てます。
丸実金柑の特徴
- 寧波金柑と同じ丸い金柑の呼び名
- 果重 10〜15 グラムの球形
- 皮が甘く果肉に酸味がある
- 樹高 2 メートル前後でトゲが少ない
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
- 耐寒性が高く鉢植えでも実がつきやすい
向いている使い方
- 皮ごと生食
- 甘露煮・シロップ煮
- 初めての果樹に
金柑の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは金柑の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 金柑の苗選びと植え付け — 金柑は柑橘の中では寒さに強く、関東平野部なら庭でも鉢でも育ちます。苗の見方と植え付けの時期を押さえます。
- 金柑の剪定と摘心 — 金柑は夏に伸びた枝の先に花が咲きます。切り過ぎると翌年の実が減るので、時期と切る枝を選びます。
- 金柑の水やりと追肥 — 金柑は肥料を好み、水切れで実が落ちます。年三回の肥料と夏の水やりで、小さな木でも実をたくさんつけます。
- 金柑の月別の作業 — 金柑は夏に咲いて冬に熟します。一年のどの月に何をするかを表にまとめ、忘れやすい作業を拾います。
- 金柑の病害虫と障害 — 金柑は病気に強い柑橘ですが、アゲハの幼虫とカイガラムシは毎年出ます。症状から原因を見分けて早めに手当てします。
- 金柑の収穫と保存 — 金柑は木の上で完熟させると皮まで甘くなります。色と手触りで収穫時期を判断し、生食と加工で保存を分けます。
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