基本情報
- 系統・区分
- 宿根/低木・ラバンディン系・香料向き
- 熟期
- 6 月〜7 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑小低木。大型で香りが強く、暑さにやや強い。ドライフラワー向き。
概要説明
香料用ラベンダー畑の主力品種として世界で最も多く栽培されているのがグロッソです。1972 年にフランスのピエール・グロッソ氏が選抜したラバンディン系で、イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交雑種です。草丈は 60〜80 センチ、株張りは 1 メートル近くになる大型で、長さ 8〜10 センチの紫の花穂を長い花茎の先につけます。開花期は 6 月中旬から 7 月とイングリッシュ系より遅く、香りは樟脳のような清涼感を含んで強く、精油の収量が多いのが香料用に選ばれる理由です。ラバンディン系は種ができない不稔で挿し木で増やします。暑さにはイングリッシュ系より強く、関東以西の暖地でも庭植えで育てやすい一方、蒸れには弱いので株間を 80 センチ以上あけ、水はけのよい場所に植えます。花後に株の 3 分の 1 を刈り込むと翌年も形よく咲き、花穂は開花前に刈るとドライフラワーで香りがよく残ります。
グロッソの特徴
- 世界で最も多く栽培される香料用ラバンディン系
- 草丈 60〜80 センチ、株張り 1 メートル近い大型
- 花穂 8〜10 センチ、開花期は 6 月中旬から 7 月
- 樟脳を含む清涼感のある強い香り
- イングリッシュ系より暑さに強い
- 不稔で挿し木で増やす
向いている使い方
- ドライフラワー・ラベンダーバンドル
- 暖地の庭植え・生け垣
- 香料・精油用
- 切り花用
ラベンダーの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはラベンダーの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ラベンダーの系統の選び方 — ラベンダーは系統ごとに暑さ寒さの強さがまるで違います。住んでいる地域と置き場所から先に系統を絞ります。
- ラベンダーの植え付け — ラベンダーの植え付けで大切なのは土の水はけと株元の風通しです。平らに植えず、少し盛り上げて高植えにします。
- ラベンダーの水やりと肥料 — ラベンダーは乾燥を好み、水と肥料のやりすぎが枯らす一番の原因です。鉢の重さと葉の色で与えるか決めます。
- ラベンダーの剪定と切り戻し — ラベンダーは切らないと株の内側が木質化して枯れ込みます。花後と梅雨前の切り戻しで、丸くこんもりした形を保ちます。
- ラベンダーの月別の作業 — 植え付けから開花、切り戻し、夏越しと冬越しまで、関東平野部でのラベンダーの一年を月ごとにまとめます。
- ラベンダーの病害虫と障害 — ラベンダーは虫より蒸れと過湿で枯れます。株元の枯れ込み、灰色かび、根腐れ、アブラムシの見分け方と対処をまとめます。
- ラベンダーの増やし方 — ラベンダーは挿し木が簡単で、古株の更新にも使えます。時期と枝の選び方、発根までの管理を説明します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ラベンダー」、品種に「グロッソ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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