基本情報
- 系統・区分
- 夏・オリエンタル/白大輪
- 熟期
- 7 月中旬〜8 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
球根。大輪白花で強香。半日陰〜日向、水はけのよい土を好む。
概要説明
カサブランカはオランダで育成され 1980 年代に世界へ広まったオリエンタルハイブリッド系の白いユリで、日本原産のヤマユリやカノコユリを親にもちながら、純白の大輪と強い香りで「ユリの女王」と呼ばれる品種です。花は直径 20〜25 センチにもなり、6 枚の花弁が大きく反り返って横向きに咲き、花弁には斑点がなく、中心の雄しべの葯だけが赤褐色に目立ちます。1 本の茎に 3〜6 輪をつけ、草丈は 1〜1.5 メートルに達します。開花は 7 月中旬から 8 月で、球根は 10〜11 月または 2〜3 月に、球根の高さ 3 個分 (15〜20 センチ) と深めに植えます。深植えにするのは茎の途中から出る上根で株を支え養分を吸うためで、浅植えは倒伏と球根の衰えの原因になります。半日陰で午後の強い日差しを避け、水はけのよい土に植えると毎年よく咲きます。香りは夜に強くなり、室内の切り花では花粉が衣類につくので葯を取り除きます。夏の高温多湿で葉枯れ病が出やすいので風通しを確保します。
カサブランカの特徴
- 直径 20〜25 センチの純白の大輪
- 斑点のない花弁と赤褐色の葯の対比
- 強い甘い香りで夜に特に香る
- 草丈 1〜1.5 メートルで 1 茎に 3〜6 輪
- 7 月中旬〜8 月に咲く
- 球根の高さ 3 個分の深植えが必要
向いている使い方
- 半日陰の庭植え
- 切り花・生け花
- 深鉢での鉢植え
ユリの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはユリの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ユリの球根の植え付け — ユリは球根の上からも根が出る特殊な花です。深く植える理由と、系統ごとの置き場所の違いを解説します。
- ユリの水やりと追肥 — ユリは開花までの水切れと、花後の肥料切れがもっとも響きます。時期ごとの水と肥料の加減を整理します。
- ユリの花を咲かせる — 咲いてからの扱いで花の寿命と翌年の球根が変わります。おしべ取り、切り花、花がらの処理を解説します。
- ユリの月別の作業 — 秋に植えて初夏に咲き、花後に球根を太らせる一年を月ごとに整理します。鉢植えの読み替えも添えます。
- ユリの病害虫と障害 — ユリで出る病害虫は決まっています。梅雨の葉枯病、治らないウイルス病、赤い甲虫の見分けと対処をまとめます。
- ユリの休眠期と掘り上げ — 葉が枯れてから翌春までが休眠期です。掘り上げるか植えっぱなしにするかの判断と、球根の扱いを解説します。
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この品種を記録すると
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