基本情報
- 系統・区分
- 夏・オリエンタル/白
- 熟期
- 7 月〜8 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
球根。白花大輪で切り花向き。香りがあり、高温多湿時の病害に注意。
概要説明
シベリアはオランダで育成されたオリエンタルハイブリッド系の白いユリで、1990 年代からカサブランカに代わる切り花の白ユリとして生産量を伸ばし、現在の白ユリの切り花の多くを占めています。花はカサブランカよりやや小ぶりの直径 18〜22 センチで、花弁がやや厚く上向き加減に開くため輸送に強く、花持ちもよいのが業務用で選ばれた理由です。花弁は純白で斑点がなく、香りはカサブランカよりやや控えめですが十分に甘く香ります。草丈は 1〜1.3 メートル、1 本の茎に 3〜5 輪をつけ、開花は 7 月から 8 月です。球根は 10〜11 月または早春に深さ 15〜20 センチに植え、茎から出る上根で株を支えます。庭植えでは半日陰の水はけのよい場所を選び、夏の高温多湿で葉枯れ病が出やすいので風通しをよくします。オリエンタル系は球根が年々太り、深植えと花後の葉の管理を守れば毎年咲き、株が増えていきます。切り花は最初の 1 輪が開きかけた頃に切り、葯は開く前に取り除いておくと花弁が花粉で汚れません。
シベリアの特徴
- 直径 18〜22 センチの純白の大輪
- 花弁が厚く上向きに開き輸送と花持ちに強い
- 香りはカサブランカよりやや控えめ
- 草丈 1〜1.3 メートルで 1 茎に 3〜5 輪
- 7 月〜8 月に咲く
- 切り花の白ユリで最も多く生産される
向いている使い方
- 切り花・生け花
- 半日陰の庭植え
- 深鉢での鉢植え
ユリの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはユリの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ユリの球根の植え付け — ユリは球根の上からも根が出る特殊な花です。深く植える理由と、系統ごとの置き場所の違いを解説します。
- ユリの水やりと追肥 — ユリは開花までの水切れと、花後の肥料切れがもっとも響きます。時期ごとの水と肥料の加減を整理します。
- ユリの花を咲かせる — 咲いてからの扱いで花の寿命と翌年の球根が変わります。おしべ取り、切り花、花がらの処理を解説します。
- ユリの月別の作業 — 秋に植えて初夏に咲き、花後に球根を太らせる一年を月ごとに整理します。鉢植えの読み替えも添えます。
- ユリの病害虫と障害 — ユリで出る病害虫は決まっています。梅雨の葉枯病、治らないウイルス病、赤い甲虫の見分けと対処をまとめます。
- ユリの休眠期と掘り上げ — 葉が枯れてから翌春までが休眠期です。掘り上げるか植えっぱなしにするかの判断と、球根の扱いを解説します。
「シベリア」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ユリ」、品種に「シベリア」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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