基本情報
- 系統・区分
- 料理用ハーブ・中東系
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
苗または種子。中東料理のザータル系ハーブとして扱われる。高温乾燥気味を好む。
概要説明
シリアンオレガノは、中東で古くから使われてきたオレガノの仲間で、レバノンやシリアの混合スパイス「ザータル」の主原料になるハーブです。厳密にはコモンオレガノとは別の種で、ギリシャのオレガノよりさらに香りが強く、タイムとオレガノを合わせたような濃厚な香りをもちます。品種名ではなく種を指す呼び名で、苗と種子の両方が少量流通しています。葉は長さ2〜3センチの卵形で、表面に細かい白い毛が密生し、灰緑色に見えます。シソ科の多年草で草丈は40〜80センチとやや大きく、夏に白い小花をつけます。乾燥した高温を好み、暑さと乾燥にはとても強い一方、耐寒性はコモンオレガノより弱く、関東以西でも霜よけが要り、寒冷地では鉢上げして室内で冬越しさせます。梅雨の過湿にも弱いので、水はけのよい土で乾かし気味に育てます。葉を乾燥させて粉にし、ゴマと塩、スマックと混ぜれば自家製ザータルが作れます。
シリアンオレガノの特徴
- ザータルの主原料になる中東系で品種名ではなく種の呼び名
- ギリシャ系よりさらに強く濃厚な香り
- 葉は長さ2〜3センチで白い毛が密生し灰緑色
- 草丈40〜80センチでやや大きい
- 暑さと乾燥に強く耐寒性はコモンより弱い
- 梅雨の過湿を嫌う
向いている使い方
- 自家製ザータル
- 肉料理・パンの香りづけ
- 乾燥保存
オレガノの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはオレガノの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- オレガノの苗選びと植え付け — オレガノは種からだと香りにばらつきが出るので、苗から始めるのが確実です。苗の見分け方と、蒸れずに育つ植え付け方をまとめます。
- オレガノの水やりと追肥 — オレガノは水と肥料を控えるほど香りが強くなります。露地と鉢での水やりの違い、梅雨前の切り戻し、少なめの追肥のコツを説明します。
- オレガノの収穫と乾燥保存 — オレガノは生よりも乾燥させたほうが香りが立つ珍しいハーブです。香りが最も強い収穫のタイミングと、乾燥・保存の手順を説明します。
- オレガノの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、オレガノの一年の作業を月ごとにまとめます。梅雨前と秋の切り戻しを軸に、植え付け・収穫・株分けの時期を押さえます。
- オレガノの病害虫と障害 — オレガノは香りで虫を遠ざけるので病害虫は少ないほうですが、梅雨の蒸れと夏のハダニは毎年起こります。症状から原因を見分ける方法と対処をまとめます。
- オレガノの増やし方 — 種から育てると香りにばらつきが出るオレガノは、気に入った株を挿し木や株分けで増やすのが確実です。時期と手順、失敗しないコツをまとめます。
「シリアンオレガノ」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「オレガノ」、品種に「シリアンオレガノ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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